1月5日、外の温度計は3℃と4℃の間を指しています。風がなく穏やかで安達太良がとても綺麗に見えています。これはもう「みちのく自転車道:乙字ケ滝」へ漕ぎ出すしかないと思いました。
ギリギリまで少し気温が上がるのを待ちましたが変化無しでした。安達太良が綺麗に見えているうちに、先日目を付けていたポイントに行ってみようと思い、午前10時30分に出発しました。
自宅から旧4号線を郡山方面へ走ると五百川を渡ります。その橋からはアサヒビール福島工場と、そのバックに雪を頂いた安積山(額取山)が見えました。気温はあっても4℃ぐらいだと思うのですが、風が無いので寒さを感じず快適です。
午前10時45分ポイントに到着。そこからは思っていたとおり、安達太良山がとても良く見渡せました。
そこから少し左側にパンすると、高倉小学校の背後には石筵(いしむしろ)から川桁(かわげた)に連なる山々が幾重にも重なっている様子が見て取れました。
驚いたことに、よく目をこらさないと分かりづらいのですが、北方面に70キロ以上も離れている真っ白に雪を頂いた蔵王が見えました。(右側の写真がその一部のアップです)「ああ、“mattoshiさん”の『光学18倍3つの手ぶれ補正機能付き』デジカメはこういうときいいんだろうなあ。」と思いました。気が付くとここに来てすでに30分以上も経っていました。
みちのく自転車道へと急いでいるのですが、また止まってしまいました。だってほら、おとぎ話にでてくるような形の“火の見櫓”ではありませんか。その華奢な造りと頭の風見鳥がなんともステキです。
途中、昨年の強風で本殿の倒壊した神社にさしかかりました。地元の方々はいつもと変わらず、しめ縄などを飾って元朝参りをしたのだと思います。なんとも大変な様子になっていましたが、相手は神様ですからこれも致し方ないと分かってくれているはずです。ここからも安達太良がよく見えて、時々写真を撮らせていただいたりしてるんです。そこでわたしも少しばかりのお賽銭を上げてお参りしていくことにしました。これはいけない、境内から安達太良や安積山などにすっかり見とれてしまいました。先を急ぎます。
堤防の上の空がいい。
雑木林の上の空がいい。と、なかなか前へ進めません。ようやく自転車道へたどり着いたのは11時30分。たった8キロぐらいなのに家を出てからじつに1時間も経っていました。
みちのく自転車道に乗り入れた後も、やはり背後の安達太良が気になって仕方がないんです。
そしてここがわたしのみちのく自転車道から見える安達太良の絶景ポイントの一つなんです。
みちのく自転車道から郡山市街地越しに見える安達太良山。
そしてこちらが、みちのく自転車道から郡山市街地越しに見える磐梯山。
阿武隈川の河原に消え残った雪が、まるで乳牛の背中のようでした。
みちのく自転車道中間地点の御代田橋(みよだばし)を渡り、水郡線の鉄橋越しに安達太良が見えました。
さらに少し行くと、今度は磐梯山が綺麗に見えました。
ここまで17キロぐらいだというのに、すでに時間は午後1時になろうとしています。
須賀川市に入り、いつもの“田んぼのなかのクネクネ道”から安達太良をパチリ。ここまで来ると安達太良連峰は、本宮市から見えるそれとは大きくその形を変えています。
みちのく自転車道から賀川市街地越しに見えた那須連山。
須賀川市街地を過ぎ、お気に入りの堤防から見た阿武隈川の流れと江持橋(えもちばし)、そしてその背後に見えるのはあの“コンスタンチンの諏訪峠”方面の山々でしょうか。
そして今年もご多分に漏れず、お昼の“好房ラーメン”が楽しみな訳であります。ラーメン好房着が午後1時45分。お客様はほぼ満員状態ですが単独犯のわたしは問題なく座ることができました。「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。好房ラーメン味玉。」、ところが残念なことに本日は味玉(¥50)が切れてしまったんですと。満足の1杯を食した後は、ひたすら終点乙字ケ滝を目指します。
これが本日の乙字ケ滝。
そして本日初乗りの目的、みちのく自転車道始点の『滝見不動堂』への初詣をいたしました。わたくし本人のみならず、当ブログをご覧のみなさま及びみちのく自転車道を使用する全ての方々の安全と幸福をちゃんと祈願して参りました。
時間は午後2時30分。帰りの行程約40キロ、2時間をみれば4時30分着でお風呂に入って身体を温められるという訳です。ちょうど雲水嶺橋へかかろうというとき、先日“ディレイラーの使い方のにわか講習会”となってしまったマウンテンバイクを引いたご年輩の方とお会いしました。先日お会いしたときに「休みの日にはここ(みちのく自転車道)を走っているんですよ」とお話したので、ひょっとしたらお会いできるかもしれないと思って午前中にみちのく自転車道を郡山方面へ行って来たとのことでした。ところがわたしと会うことが出来なかったので、こうして午後に今度は反対側に来てみたとのことでした。なんと昔人は律儀なんでしょうね。1時間ぐらい運動されて戻られるとのことでしたので、ご挨拶をしてお別れしました。
そこから1キロぐらい行ったところ、お気に入りの阿武隈川堤防で今度はルイガノさんと奥さんにお会いしました。年頭のご挨拶をし、しばしお話いたしました。なんだか気温も少し下がってきたように感じます。ルイガノさん奥さんとお別れして帰りを急ぎます。
時間はすでに3時30分を過ぎ、江持橋上空の陽も傾いてきています。
“『LSD』Long Slow Distance”を頭に置いて走った本日でしたが、もう帰りはそれどころでは無いんです。このままじゃ5時を回ってしまいそうです。
「それっ、急げ!」風が無くぐんぐんスピードが出るんです。でも今になったら『Wii Fit』のジョギングの後遺症が出てきたようで、膝の後ろが少し痛いのです。
途中で薄暗くなってきたようなのでライト点け、家に付いたら案の定5時を回っていました。
「きょうはどこへ行って来たの?」
「乙字ケ滝・・・」
<置いてけ堀に住む“ワイフ君”の詠める>
あの自転車乗り きょうは何処まで 行ったやら
<食っちゃ寝の正月を過ごした亭主の詠める>
体脂肪 きょうはどこまで 減ったやら
本日の走行距離79.22 走行時間3:46 平均速度20.9 最高速度44.4
70kmも、走るとは恐れ入りました。
午前中は、天気良くても、すぐ悪くなるもんですね。
ピナ男さんの走れて、良かったです。
徐々に、長距離にてしていきます。
ENDLESS HIDE
http://blog.livedoor.jp/team_endless/
あーしかし最後のやつは何なのですかね。新年はもしかしてお笑いの方向へ向っているのでは?
わたしも気候が良くなればぜひ東和のカヌー漕艇場に行ってみたいですね。
昔から“笑う角には福来たる”と申しますので、新年のお年玉替わりだと思ってください。“ざっきーさん”の分もちゃんとお祈りしておきましたよー。
いやはや~、素晴らしい!kojiさん、本年初のみちのく自転車道の企画 良過ぎですよ~。安達太良山、母成連山(川桁山達のことです、かってに僕はこう呼んでいます)磐梯山、果ては那須連山、蔵王まで、、、もう欲張り過ぎ 笑 のフルコースではありませんか!!
僕がチマチマ仕事をしている隙に、、、い~な~あ。
僕もなんとか、写真をとりた=い!と思っているのですが、残念なことに仕事があ~っ うわあー羨ましいです~。 あっ途中で私めまでご紹介いただいてしまい、恐縮です。
でも、こんなに視界がよく見えてたのですね、僕が山を見た時はなんか、視界があんまり、、、でしたが。そして、70㌔のロード、、、す・ご・い・で・す。僕も正月ボケした体をなんとかしなくては、今日は休日なのですが、お昼から会社行事で夕方まで拘束されます、すごくいやなのですが、、、
雑記帳の更新もままならず、、、悶々でしたが、あ~、kojiさんの写真で癒されました。有り難うございました。
雑記帳にカメラの実力の片鱗を載せておきます。
あんまり写真良くないのですが・・・
今、“mattoshiさん”の写真を見てきました。いいですねえ!
倍率が高くなると、自転車で三脚は無理ですから、手ぶれ補正機能は必須だと思います。
わたしは自転車で動くときに高倍率のデジカメが欲しいんですが、コンパクトなところで倍率は現在使用しているのと同じ光学10倍ですが“きみまろズーム”なんかがいいんじゃないかと思っているんです。
しかし“DMC-FZ18”の威力はたいしたものです。
こちらのブログで深夜の初大笑い(癒されます~)、
今年もセンスある写真や楽しく面白いコメント盛りだくさんのブログを読める幸せを感じています~。
風見鳥の火の見櫓や四季折々の乙字ヶ滝や安達太良山(磐梯山も見えるなんてもっと早く言ってください)、
「みちのく自転車道」をゆっくり散歩したい気持ちになります、
しかし、「自転車男」が元気で走れるのも、「エルメス」ならぬ
食事付き、温泉付き、門限なし、の「置いてけ堀の彼女」のおかげでしょう~
ランドからの帰り道、首都高から夕焼けの中に富士山が見えました、
今年がまた皆様の飛躍の一年でありますよう祈って参りました~、
私は上ったことが有りませんが、高倉小のその横の山には二本松藩のころ「高倉城」というのが建っていたそうです。
多分そこがベストポイントだったのかもしれませんが、今は林で上っても安達太良は見えないかもしれませんね。