(2023.1.12 11:23am 大名倉山の山頂に無事到着しました・・・)
1月12日、とても穏やかな天気です。わが家から望む大名倉山(おおなぐらやま)にも朝から日差しが降りそそいでいます。
きょうは暖かだとテレビの天気予報ではいっていました。大名倉山もスッキリハッキリということで・・・
チョイと車を走らせて大名倉山へ登山に行ってみようと思いました。
登山とは言っても、大名倉山は低い里山ですから改まった装備もいらないし、普通の人なら1時間もあれば往復出来ちゃうぐらいの山なんです。
案内板(★名倉山はご当地の俗称。正式には大名倉山)に従って登山口の駐車場へと車を走らせます。大名倉山は今までに2回ぐらいは登っています。ただし、脳梗塞を発症してからは今回が初めてなのです。
登山口の駐車場には先客の車が2台ありました。10時25分に登山開始。
これは、【リハビリ散歩】の延長線上にある【リハビリ登山】のつもりなんです。
持ち物はカメラだけの手ぶら登山。雪解け道を想定して長靴を履いてきたんです。
急坂に階段が設けてあるのは、半身に麻痺の残るわたしにはとても有り難いのです。
登山道をロープで塞いでいるので、残念ながらここで引き返すことにしたのです。
ところが、諦めきれずにロープのところまで来てみると、ちゃんと迂回路が新設されていました。
山頂が見えてきました。
山頂には先客がお一方・・・。
残念ながら安達太良の山頂は見えませんでした。
北側方面(〇印は大玉村役場)
大名倉山山頂から西側に見える白い山々は、磐梯山の手前に位置する猪苗代町の山々だと思うのです。
そして、これが安達太良連峰。
東側方面(〇印は本宮市役所の本庁舎)
東南側方面(〇印はわが家の近くにある下水道「本宮ポンプ場」)
南側方面(〇印はJR郡山駅前のビッグアイ)
とても気持ちのいい天気で、これ以上着込んで来たらエラいことになっていたことでしょう。
帰りの急坂は後ろ向きで歩きました。前を向いて滑ったら尻餅をついて滑落するしかありませんが、後ろ向きなら咄嗟に手を着いてそれを防ぐことができると思ったのです。
階段は横歩き・・・。結果、前向きで下っているときに滑って尻餅をついたのが1回。後ろ向きで下っていて手を着いたのが1回。結局、後ろ向きで歩くのが一番安全だと分かり、帰り道のあらかたを後ろ向きで降りてきました。後ろ向きで歩くことの効果もきっとリハビリには有効だろうと前向きに考えることにしました。
駐車場到着は12時30分でした。スタートが10時25分でしたからほぼ2時間の雪山登山(アハハ)でした。
わが家に戻って眺めた安達太良・大名倉山方面。とてもいいリハビリ運動になりました。
★【脳梗塞とリハビリの日々①】はこちらから
kojiさん,活動的でイイです。憧れます。低山登山も立派な登山です。
雪国生活だと,イヤでも雪かきのために外に出なければなりません。外出なんていう上等なものでなくても,家から1時間も出て活動すれば,結構な運動になったと思います。
それが今,雪から解放されたのに,全く家から出ない生活です。引きこもりジイさんです。去年の11月から自転車に乗っていません。そして,去年の今頃は乙字が滝参りをしていました。寒い寒いと言いながら。昇りは辛いと言いながら。電動アシスト自転車に乗りたいと言いながら。
ところが,電動アシスト自転車を手に入れて,ハンドルもプロムナードに換装して快適なのに,乗っていません。お陰で一昨年11月から始めて順調に減っていた体重が,この半年で右肩上がり。
そろそろ,活動を始めなくちゃ。kojiさんを見習います。
わたしも、娘が帰省したお正月を食べて過ごしたら、体重が73キロになっていました。
胃がんの手術をしてくださった先生が『65キロまで下がったら、あとはなかなか戻れないかも知れませんよ』とおっしゃっていました。
あれから4年、現在の体重が73キロだとあの先生が知ったら、驚いて気を失うかも知れません。ハハハ
正確にはリハビリ・ダイエットというのが正しいのかも。
まあ、気楽にやりましょう“ケンヂさん”。平日時間を気にせずに行動出来るのがリタイヤ組の特権みたいなものですから。
いつもPositiveなkojiさん、素晴らしいです。kojiさんご本人は、そんなことはないとご謙遜されるかもしれませんが、私はそう思っておりますし、私自身も常にそうありたいと思っております。
kojiさんのブログを拝見しては、
よーし、これからもオレ頑張ろうって
気になっております。
道を登り、山頂に立ったときのkojiさん
の嬉しさが伝わってきました。
空の青さはさぞ素晴らしかったことと
思います。本当によかったですね。
下山の際、階段を後ろ向きで降りてきた
とのこと。よくわかります。
私は、医者から、足首の骨折箇所に負荷
をかけないよう、山歩きや階段の上り
下りは、避けるように言われています。
杖をつかっているせいもあります。
どうしても、坂道や階段を上り下り
しなければならない時は、やはり
ジグザク歩きや、横歩き、後ろ向きの
降りをします。もちろん手すりがあれば
しっかりつかまります。
私の場合、課題は、疲れたり足が痛かっ
たりすると、無意識に足を斜め横に
出して歩いてしまうことです。
歩容をよくするように、リハビリでいつも
指摘されますが、その当たり前のことが
なかなかできません。
kojiさんも、頑張ってください。
脳梗塞発症後、はじめての大名倉山登山でしたから、いったいどうなるんだろうという思いは確かにありました。
ダメだったら途中で引き返せばいいだけのこと・・・時間だけはタップリあるのですからゆっくり慎重に下りてくればいいだけのことと割り切って登ってみることにしたのです。
こんなとき“ワイフ君”がいれば心強さもあるのですが、この日はたまたま“ワイフ君”にも所用があって・・・それでも登ろうという気持ちの方が勝ったのです。
コメントありがとうございます。これからも頑張ります。
おっしゃる通りです。大丈夫かどうか半信半疑で登り始め、頂上に立ったときの清々しさは格別のものが有りました。
この日登山道ですれ違った方々は、みなさんちゃんとストックを携えて居られました。
上りはいいのですが、急坂の下りでストックがあればと、家に置いてきてしまったことを後悔しました。
そして、かくなる上は後ろ向きで下りるのが今の自分には一番安全だと判断しました。
時間はかかろうとも、今の自分には時間だけはタップリとあるのですから・・・。
結果から言えば、前向きで下りるのと後ろ向きで下りるのとの差はそれほどでは無かったように思いました。
ただ、登山者が少ないところでしたから後ろ向きで下れましたが、多いところでは迷惑になって使えない方法です。
今回、こうして登れることが分かったので、次の機会にはストックを忘れずに持参しようと思いました。
お互いに無理はせずとも頑張りましょうね。
ひとりで行かれた様子でハラハラしましたが、雪の残る山道も天候に恵まれ準備も万端で写真を撮る余裕も。
帰りの下り階段はうしろ向きに下りたそうで、<後ろ向きで歩くことの効果もきっとリハビリには有効だろうと前向きに考える>・・・・いいですね。
登りながらずっと考えていたのは、帰りの下り道は相当にヤバイかも知れないということでした。
下りの時、踏み出した足には体重がかかっていないので滑るのです。
それが、後ろ向きだと踏み出した足にちゃんと体重がかかっていて雪や泥に長靴がちゃんと食い込んでいるのです。
これは発見でした。
それから、今回こうして脳梗塞の体で登って分かったことは、こんな簡単な山登りでも疲れるということでした。