(2017.7.15 “東洋のドーバー”こと『屏風ヶ浦』:千葉県銚子市)
7月15日、潮来観光あやめ園を見て、香取神宮の参拝を済ませ、“ワイフ君”と一緒に千葉県をドライブしています。
夕刻から大事な用事があるのですが、それまではまだ時間があるので、車は銚子市の犬吠埼(いぬぼうさき)に向かって進んでいます。“ワイフ君”もわたしも千葉県は今回が初めてなんです。
日本地図を書いたとき、太平洋に尖らせるように書く関東の出っ張り犬吠埼が、なんだかとても魅力に満ちているように感じられたのです。
ここは“君ケ浜”、その先には犬吠埼灯台が見えています。連休初日のせいか、海辺で遊ぶ人たちはそんなに多くはなかったですが、きょうの天気はまさに海水浴日和。
押し寄せる波が岩に砕け散る様が何ともいいのです。この感じは猪苗代湖じゃ味わえないよね。
あれが犬吠埼灯台。明治7年に建設されたレンガ造りの灯台が、今なお健在というのが凄いです。
君ヶ浜を後にして犬吠埼灯台に向かいましたが、灯台周辺の駐車場が満杯で断念しました。
『千騎ケ岩(せんがいわ)』という案内板を見つけて寄ってみました。<これが二億数千年前の岩石とな・・・>
犬吠埼灯台も、灯台の近くの水族館も見ずに来てしまいましたが、わたしが本当に見たかったものはこの先にあるのです。千騎ケ岩から向こうの海岸線を見ると・・・ほら、見えるでしょう。あの切り立った崖が延々と続いているところが“東洋のドーバー”といわれる『屏風ケ浦(びょうぶがうら)』。
屏風ヶ浦が間近に見れるところを探していたのです。ここは『銚子マリーナ海水浴場』。
なるほど・・・ここから見ても屛風ヶ浦が“東洋のドーバー”と言われるゆえんがよく分かりますね。ただ、わたしはもっと間近で見てみたかったので移動してみることにしました。
ん、煙がたなびいているところをみると煙突なんでしょうか。うーむ、あれが灯台だったら絵になるんだけどなあ・・・。
わたしが銚子に来た理由はこの景観が見てみたかったのです。いえ本当です、駐車場が満杯で犬吠埼灯台に登れなかったからって、悔しくて言っている訳ではないんです。調子がいいってですか?
銚子はいいですよ、ホントに・・・。(実況はオヤジでした。ごきげんよう)
潮が満ちてくると消波ブロックを超えて押し寄せるようで、浸食は防げないのでしょうね。だからといって、消波ブロックをうずたかく積めば、せっかくの景観が死んでしまいますからね。観光地にしておくんだったら自然が一番で、見るときは海からということにしておけば、船主の収入にも結びついて良さそうですね。
ネットで銚子や犬吠埼を調べていたら、見所としてここも上がってきたのです。こりゃ絶対に見てやろうと遠回りしてしまいました。本当はここの他に、九十九里浜とかつうら海中公園を見たかったのですが、それはチト欲張りだったようでした。
海って壮大ですね。ドーバー海峡ってこういうのなんだ。へえ。
社会科教師だったのに全くの無知蒙昧ですみません。
千葉は大学一年の春休みに思い立って初めての一人旅をして房総半島の先まで行きまして,それ以来だと千葉大学附属特別支援学校に研究会で行っただけです。妹の亭主の実家が茂原で,そこも良いらしいですね。
帰りは成田山にお参りしてから、成田空港からの発着便が見える公園で遊んできました。休日の公園は飛行機好きのカメラマンが沢山いて、3分おきぐらいに着陸便がやってくることには全くもって驚きました。
初めての千葉県は見所満載でしたが、それでもまだまだ見残しがあります。そういえば、茂原と書かれた交通案内板もどこかで見ました。
その一番の原因がフォトにあるように屏風ヶ浦と太東崎の岸壁の海水による浸食を防ぐために設置された防波堤なんだそうです。
実は、九十九里浜の砂はこの二つの岸壁が削られて運ばれる大量の土砂が堆積して出来上がり、維持されてきたものだそうです。
もしかすると、あと何年かで九十九里浜は消滅する危機にあるそうで、千葉県では人工的に砂を運んでいるそうですが間に合っていないそうです。
なんとも、人間の身勝手な自然破壊の結果ですね
ぜひ一度行ってみたいと思います。ついでに観光もして来たいですね(^_^;
kojiさんに教えていただいた「にほんまつファミリーサイクリング大会」に、
やっとエントリーできました\(^o^)/
前の週は「スカイバレーヒルクライム大会」だし、前日は会社の日帰り旅行なので、
少々ハードな日が続きますが、
そこは若さ(?)で乗り切りたいと思います。
当日お会いできるのを楽しみにしています!
今回、九十九里浜も見ようと思っていたのですが、大切な用事の時間が迫ってきて見送りになってしまいました。少々未練を残しておくところでいいのかもしれませんね。
にほんまつファミリーサイクリング大会は身体に優しい大会ですから、“ボギーさん”のハードな自転車生活の“箸休め”になってくれることでしょう。お会いできるのを楽しみにしております。
この写真を見ていたら、銚子に一泊してのんびり見て回る自転車の旅がして見たくなりました。
それには、あわただしいロードではなく、折りたたみの小径車で輪行なんかが良さそうですね(^^)v
今回はあまり余裕の無い旅でしたから、もう一度じっくりと千葉の海を流してみたいですね。