(2019.1.26 0:25pm)
「まさか、このまま春になっちゃうんじゃないでしょうね」っていうぐらいの天気です。
ここのところ暖かいので、青空の下庭に出てバラの剪定作業をしていました。やはり暖かいからでしょうか、庭を見回していると生き生きした緑色の雑草があちこちに生えています。葉を落としている庭木が多いので、地面がよく見え雑草が目立つのかも知れません。今のうちなら雑草も退治しやすいので、面倒な仕事ですが毎日少しずつやろうと思いました。
正午を回った日差しは少し西から差し込んでいて、安達太良の起伏を際立たせるような効果を見せています。でも、いまごろにこんなに暖かな陽気で本当に大丈夫なんでしょうかね。ふと、二十歳の頃に読んだ、安部公房の『第四間氷期』なんていう小説を思い出しました。現代は氷河期氷期と氷河期氷期の間、第四番目の間氷期(かんぴょうき)にあたるのだそうです。なかなか面白い作品で、わたしがまだ6~7歳(1958~1959)のころに書き上げられた作品だとはとても思えませんでした。その後すっかり安部公房にはまって、作品を立て続けに読みあさった思い出があります。
温暖化、温暖化といっているけれど、地球の長スパンの気候変動のサイクルから見れば、いずれ次にまた氷河期氷期がやってくるということでしょうか。それまではとても生きていられないなあ・・・。もっとも、そのときは人類そのものが生残れないのかもしれませんね。しかし、間違ってもその前にくだらないことで人類が滅亡するようなことのないようにだけ切に願ってやみません。
★【氷期】と【氷河期】について、わたしの理解が少々及びませんでしたことをお詫び申し上げます。『氷河時代にあって氷河が拡大した時期を【氷期】、氷期と氷期の間の断続的な温暖期を【間氷期(かんぴょうき)】という。【氷河期】は氷河時代と氷期の両方の意味で使用されてきたが、混乱を避けるために今後は氷期と同義語とし本用語の使用は避け【氷期】を使用するべきである(日本雪氷学会)』-ウィキペディアより-
剪定しないと、バラの花がどんどん高いところで咲くようになってしまうので、思いっきり切り詰めてやりました。どうなりますことやら・・・。
剪定をしていいのか、ちょっと戸惑っています
バラも葉が有るのが多くあります。