休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

土手のスカンポみちのく自転車道

2007年03月02日 | みちのく自転車道
(“みちのく自転車道”から安達太良連峰を望む)

きょうは朝からいい天気。風もなく、日中の気温も上がりそうです。
朝一で市役所(つい今しがたまでは役場だったので市役所なんて言い方はなんだかまだしっくりこない)で用事を済ませ、着替えの時間さえもどかしく出発しました。向かうはもちろん“みちのく自転車道(乙字ケ滝)”。



本当に春の陽気です。先日の強風で倒壊し未だ修復のかなわない神社の脇道を通ってみちのく自転車道に乗り入れました。



遠くにビッグ・アイと背後の那須連山を見ながら走ります。(大きな画像でみるとかげろうのように暖かさのためか空気がゆれているのがわかるでしょう)



堤防でいま一番緑の濃いのがスカンポです。「※土手のスカンポ ジャワ更紗♪」ずっとちゃんとした歌詞がわからないまま、「じゃがサラワ」とか「ジャガさらさ」とか歌ってた気がします。「ジャワ更紗(さらさ)」だったと知ったのはごくごく最近のことです。どうしてスカンポ(わたしは幼少のころよりスカンボと言っていました)のことがジャワ更紗なのかは今もわからないままなのですが・・・。



風の無い穏やかな陽気のために日大工学部の風力発電のプロペラも止まったままです。
わたしだけの、とてものどかで贅沢な平日の休みです。



少し行くと清陵情報高校のバックには磐梯山がはっきり見えました。



そしてこれが今日の乙字ケ滝。好天続きで水量がとっても少ないのです。
そしてきょう最も感動したのが次の画像です。前回来たときに“ゴミ捨てるな”の看板を倒して捨ててあったゴミがものの見事に無くなっていました。



捨てた輩は畜生にも劣ります。片付けてくださったかたは神様に思えます。わたしもゴミは捨てたりはしませんし、捨てられたゴミが気にはなります。しかし他人の捨てたゴミを片付けるまでは修行が出来ておりません。ですから片付けてくださったかたはわたしにとっては神様です。



気持ちのいい空。おいしそう?な紫キャベツ。(関係ないんですが、せっかく撮ったので載せちゃいました)



果樹農家はリンゴの剪定作業の真っ最中です。と、果樹園のあちこちに不思議な物体が・・・。空にそびえる扇風機。これっていったいなにするの?


(アップです。ほらまったく扇風機でしょ。暑い夏の働くときに使う?んなわけないか・・・)

ゴミは無くなってるし、まさにルンルン気分での帰り道。よせばいいのに、あんまり気持ちがいいもんだから自転車道から道を外して山道へ入って池を見に行きました。大した池ではありません団地の沈殿池のようですした。「なんだつまらないものを見に来てしまったもんだ・・・」といきなりパンッ!ブシューッ、あっというまにタイヤがペチャンコ。よく見ると立ち入り禁止の行き止まり舗装路(入った私が悪い)から針金みたいなものが3センチぐらい突き出ていました。チキショー!



現在3時をまわったところ、まだ25キロ走らなくてはなりません。どちらかといえば前輪のほうが修理しやすいのですが、贅沢は言っていられません。そんなに時間はかからないと思うけれど手早く修理をしないとライトを持ってきていないので暮れかかったら帰りが大変です。



チェーンを緩めてギアから外しておいてタイヤを外して、だめになったチューブを引っ張り出して新しいものに取り替えました。ボンベで空気を充填してタイヤを戻して・・・OK!(と、いとも手馴れたように書いてはいますが、後輪のチューブ取替えははじめてでチョッと手こずりましたが次からは自信ができました。土壇場で役に立つのはやはり経験ですね)

いやはや最後の最後にとんでもない事が待っていたとは。
調子のいいときほど気をつけなければならないんですよね。「いつまでも有ると思うな親と金、無いと思うな運と災難」てかっ。

土手のスカンポ ジャワ更紗を口ずさんでで走った本日の走行距離82.76 走行時間4:24 平均速度18.7 最高速度42.5

※「土手のスカンポ、ジャワ更紗・・・」ではじまる『すかんぽの咲くころ』は、北原白秋作詞 山田耕筰作曲の唱歌。


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2 コメント

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あの扇風機は・・・ (FN)
2007-03-03 11:15:01
おはようございます。FNです。
休日の朝のまったりとしたひと時には、Kojiさんのブログとおいしいコーヒー、やはりこれに限りますね。(何のこっちゃゃ!)

で、果樹園の扇風機。
えっ!Kojiさんのような博学のある方だったら知ってると思ってました。
あれは、霜除け用なのですよ。
これから、4月5月と霜の降りる時期となり、野菜・果実にとっては霜害・遅霜の心配がやってきます。
夜からいいお天気ですと、放射冷却現象により地表面に近いほど空気が冷たく、霜の被害を受けやすくなります。そこで、地表面より若干暖かい空気を4~5mにある扇風機(正式名は分かりませんが)で、地表面に送風し霜害を防ぐ働きをしているのです。
ですので、あの扇風機は、日中は回らなく、夜から朝にかけて回っていますよ。ナイトランまたはモーニングラン(?)の際に気にして見てみてくださいね。
ご理解いただけましたでしょうか?

また、「土手のスカンポ ジャワ更紗♪」この歌は、恥ずかしながら初めて聞きました。
調べたところ、北原白秋作詞・山田耕作作曲の「酸模(すかんぽ)の咲く頃(ころ)」という立派な歌だったのですね。勉強になりました。
でも、スカンポとジャワ更紗の関係ですが、ジャワ更紗とは、インドネシア語で綿布に模様を染めたものだそうで、スカンポの花の形や色が更紗に似ているのか、それとも花が咲いていた土手を離れて見た時に更紗のように見えたのでは、という話もありました(「かおたいさんの気ままな生活」より1部引用させていただきました。http://sorensen.at.webry.info/200608/article_34.html)が、詳細は分かりませんでした。
(真実は北原さんに聞いてみるしかないですね。って出来ないって…)
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昭和は遠くなりにけり・・・か (koji)
2007-03-03 18:58:06
FN君、目からうろこ。
作業する人が涼しいように、とは思わなかったけど霜対策でしたか。わたしが知っているのは古タイヤを燃やす方法ぐらいですよ。そうなんだ、古タイヤを燃やすよりははるかに環境にはいいですよね。でも農家の人達設備投資にはなにかと物入りで大変ですよね。
でも今はまだ所々にしか付いていないから、その周りの果樹のところには冷たい空気が流れ込んでくるよねえ。又はその反対に付けていないところも空気が流れて一緒に救われるとか。
でももう一工夫して害鳥がくると自動感知して回り出すとか付加価値が欲しいとこだね。
それと“ジャワ更紗”はスカンポの花かなあ、あれが北原白秋的には“ジャワ更紗”の細かい模様とかぶったのかなあ。
二つ利口になりました。ありがとうございました。
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