“ＬＳＤ”って、いいかもしんない

１２月２８日付朝日新聞のコラム『be』。

ロックシンガーの忌野清志郎さんがサイクリストだということは、皆さんすでに周知の事実。その走りっぷりは、テレビなどでも度々放送されているし、１６０万（ぐらいだったかな？）もする愛車盗難がニュースになったりしたこともありました。

自転車の魅力は『・・・たとえば水泳やサッカーのように限られた空間でエネルギーを費やすのではなく、自転車は同じエネルギーを使って自分でどこかへ行ける・・・』、そこに惹かれたのだそうです。

そして、自転車乗りのこだわりが『ＬＳＤ』（Long　Slow　Distance）“ゆっくりと時間をかけて長い距離を走る”ということだそうです。『・・・闘争心むき出しではなく、マイペースで淡々と行くのがいい・・・』という忌野清志郎さんは、１９５１年生まれというからわたしの一年先輩なんです。

テレビでその走りが紹介された時は、あのか細い身体の何処にそんなとてつもないエネルギーがあるんだろうかと、不思議に思えました。わたしのなかでは、１００キロとか１５０キロとかなんて、自転車で走る距離ではないと思っていましたから。自分も自転車に乗り始めた今だから、こんな内容のコラムにも自然に目が行ってしまうし、読んでいても頷けるんだと思います。

忌野清志郎さんは、昨年喉頭ガンで半年ほど自転車に乗れなかったために、筋力は衰え、心肺機能は低下して、再開したのだけれど『・・・以前はへっちゃらだった距離でも疲れて足がつってしまい、最初は愕然とした・・・』ということです。やはり継続が大事なんですね。わかっちゃいるけど・・・これが一番のくせ者なんですよね。

なんだか『ＬＳＤ』って、あっちのほうのＬＳＤかと思ったら、自転車の世界のＬＳＤでした。でもやっぱり自転車の世界でいうＬＳＤって、あっちのほうのＬＳＤぐらい禁断症状がでたりくせになったりしちゃうと思いませんか、って？？？？？

★そのなかで、『サイクルスタイル・ドットネット』の紹介がありました。