野の花を添えて、綾便り

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薪ストーブのある生活

2008-11-20 11:29:20 | 古嶋のインテリア
お店の薪ストーブに火が入りました。
特等席は薪ストーブ席。
背中がホカホカと、眠くなるコーナーです。

初めての薪ストーブ体験は、
昔、大阪の設計事務所で修行中の頃。
所長のご自宅、芦屋の一等地に会社のみんなと遊びに行ったときです。
たぶん、駒ヶ根のコンペの打ち上げだったでしょうか?
神戸の夜景が一望できる一枚の多きな窓があり
そして、薪ストーブがゆらゆらと・・
素敵なセレブなご自宅でした。
薪ストーブの暖かさと、センスある暮らし。
一枚の絵を見るようでした。
その時、<人は環境でつくられる。>と言われた言葉が、
今でも時々思い出されます。

その後、薪ストーブは縁がなく、忙しい日々を過ごしました。

20年前、綾に家を見つけたとき
薪ストーブがありました。
湧き水のせせらぎの音。

それから、冬になると、薪ストーブの生活になります。
お店の薪ストーブは2代目。
一代目は自分たちの居間にあり、朝早くに主人が火をつけます。
灯油の暖かさとは違い、ほかほかで、幸せなひと時です。
お店は10時半ぐらいから、私が火をつけます。

薪ストーブの生活は、意外と忙しいところもあります。
薪の調達です。
10月ぐらいから、薪の準備に入ります。

我が家は台風があると、お楽しみがあります。
流木を拾いに行くのです。硬い広葉樹が、よく乾いています
綾は工芸の町なので、大きな流木は、もう拾われた後、
私たちは、自分の力で動かせるものを拾います。
お残りを頂戴します。
薪ストーブ生活には、Kトラがあると便利です。
傷の心配なく、薪を運べますから・・・
昨年は、10000円位の薪代ですみました。
灯油も使いますが
朝、忙しくして薪ストーブの準備ができないとき位です。

芦屋のセレブな薪ストーブ生活とは違いますが、
今の環境を楽しんでいます。

古嶋の薪ストーブは、3月ぐらいまで楽しめます。
早めにご予約の方、グループでご予約の方は、
この席が楽しめます。