ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

年金についての親子の会話・・・

2012年01月15日 15時53分00秒 | 子供・・・
先日、ヒョロナガが東京に戻っていきました。
約5日間ほどの帰郷の間に、家で家族と一緒に夕食を食べたのは、たった1回だけ。
それ以外の日は、友達と遊びに行って帰ってこず、外食していたようです。
ま、そんなモンでしょ。

 そのヒョロナガですが、年金について私とこんな会話をしました。

私 「そうそうヒョロナガ、アンタの年金だけど、学生特例制度の手続き、やっといたからね。」
ヒョ 「お、サンキュー母さん。」
私 「でもこれ、この間年金を支払わなくていいっていうだけで、納付済期間にはならないんだよね。
   だから、本当は余裕ができたら、10年以内に追納した方がいいよ。」
ヒョ 「ええ~、ヤダ!できたら俺、年金なんて払いたくないもん!
私 「まあねえ~、少なくとも今の時点で、すでにアンタ達は支払額より受取額の方が少なくなるのは確実だし、
   受け取れるかどうかも分からないっていうか、40年後に果たして年金制度が存在してるかどうかも怪しいものねえ~。

ヒョ 「年金なんてもう無理なんやて。金ないんだから、さっさと止めるべき!
   それでも、どうしても止められないんなら、高齢者の受給金額を毎年変えるべき。
   受給金額を基準に必要な額を支払い者に振り分けるから、現在年金を支払ってる人達の支払い額を上げるしかない。
   だから、入ってくる年金額に応じて、受け取る側の受給額を毎年変えればいいんやて。
   つまり、60歳になったら幾ら貰える。って決めてるからおかしい。
   年金支払い額は一定にして、受給額の方をその時に応じて変えていくべきだよ。」

ヒョロナガの言ってる意味分かります?

私 「つまり、必要受給総額を支払ってる人数で振り分けるんじゃなくて、
   支払った総額を受給する人数で振り分けるようにするってコトだよね?
   毎年、年金機構に集まった年金支払総額を翌年の年金受給者の人数で割って、
   ひとり幾らずつ受け取れるか毎年決めるの?
   今はもう高齢者の方が多いから、受給額、そーとー減るねえ~。

ヒョ 「話が違うとか、もっと支払ったのに、とか言っても、今更仕方ないじゃん。
   官僚と国がバカだから、先のこと考えずに無駄遣いしちゃったんだから。
   無い金は無いんだから、今ある収入で何とかやり繰りするしかないじゃん。
   母さん、世間の人間は、みんなそうしてるだろ?」

私 「そりゃあ普通は、入ってくるお金以上に増えないから、その中でやり繰りしていくしかないからねえ。」
ヒョ 「自分が、老後に沢山年金を貰いたければ、子供を増やすしかない。これで少子化問題も解決するだろ。

私 「でもそれじゃあ、子供がいない人は、なんだか得じゃない?
   自分たちは子供を育てる苦労をしないで、
   周りの人達が頑張って子供の数を増やして、60歳になったら美味しいとこだけ持っていく事にならない?」
ヒョ 「その場合、子供の数に応じて、支払い金額を変えればいいじゃん。
   例えば、支払い額を毎月5万円と過程して、子供一人につき1万円ずつ減っていくっていうならどう?
   子供がいない家庭は毎月5万円を支払って、3人子供がいる家は毎月2万円。これなら不公平にならないだろ?」
私 「じゃあ、子供が5人いたら年金は支払わなくていいんだ。
ヒョ 「そうだな。1+1が2以上にならないと意味がない。1+1を5までしたんなら、十分社会に貢献してるだろ?
私 「5人以上子供がいたら? 一人につき1万ずつ貰えるとか?」
ヒョ 「それ以上何人いても0円。人口がバカみたいに増え過ぎても困るからな。」

私 「じゃあ、年金未納の人は?」
ヒョ 「当然、受け取る権利はない。だいたい年金を払わない時点で、年金の受給を辞退したとみなす!」

私 「じゃあ、もし仮にその制度に変わるとして、何歳からの対象にするわけ?」
ヒョ 「確か、昭和40年生まれあたりで、なんとか支払額と受取額がプラマイ0になるんじゃなかった?
   だから、それ以降に生まれた人間からでどう?この辺りなら、ギリギリ子供増やせる年齢だし、
   マイナスになるよりはいいんじゃないの?」

私 「じゃあ、その昭和40年以前に生まれた人達の年金はどうするの?そこまでが一番人口が多いんだよ。
   団塊の世代に加えて、昭和40年辺りは、第二時ベビーブームでまた人数多いよ。」
ヒョ 「う~ん、そこまでは国債で補うか、消費税上げるか・・・」
私 「国債使ったら、結局負債をまたアンタ達の世代が負担する事になるけど?消費税も同じだよね?」
ヒョ 「じゃあ、対象は全ての人!来年の4月以降、全員対象で!
   就職氷河期も知らず、バブルで美味しい思いを沢山したんだから、後で苦労しても仕方ないと諦めてもらう!」
私 「日本の自殺率、確実に増えそうだね・・・。


なんだか最後はメチャクチャになってますが・・・

でも、面白いアイデアだとは思いました。


ヒョロナガの考え方でいくと、
支払い者が増えれば、受給者の受け取れる金額も増え、減れば受け取り額も減る。
子供を産み育てるのは大変ですが、それを怠って人口が減れば、それは自分たちに跳ね返ってくる。
年金受給額が増えるも減るも、全ては自分達の責任しだい。
実際はそんな単純な物じゃあないんだけど、
今の、これからの若い世代の意見の一つとして、一理あるような気がしました。
あと何十年、いえ、もしかしたら数年後には、年金制度もこんなふうになってるかもよお~