私の勤める施設の入居者さんが、1人退去になりました。
まだ、ウチに来て一年しか立っていない方でした。
実は、1週間ほど前、突然体の状態がおかしくなり、急遽、救急車で病院に運ばれた方でした。
この方が運ばれた時、私は休日で、翌日出勤してきて私はその事を知ったのでした。
病名は、脳梗塞でした。
それから約10日ほど。
脳梗塞の後遺症が結構ひどかったらしく、ご家族は病院を退院後は、特養に移られる事を決められました。
そして昨日、私が職場に行くと、
その方がいたお部屋には、もう何もありませんでした。
まだ退去の手続きも済んでいないのに、ご家族が朝一からみえて、家具や衣類を全て持っていったそうです。
ガランとしてしまったお部屋を見ながら、思いました。
”最後に、あの方の顔を見たのは 何時だったかな・・・”
こんな事はよくある事です。
今の仕事を始めてから、休みが明けて仕事に来ると、入居者さんの1人がいない。
自分の休み中に、体調が悪くなって救急車で運ばれたり、
定期検診で病院に診察に行ったきり、そのまま入院になったり、
そして、そのまま、一度もウチの施設に戻ることなく、お亡くなりなる方も多い・・・
ある日突然目の前からいなくなって、そのまま帰らぬ人となるー
だから、3月に記事にしたお爺さんのように、救急車で運ばれた時に自分がいられたら、まだマシな方で、
タイミングもあるけれど、気がついたら、もう施設にいなくて、暫くすると訃報が届くー
そんな時、いつも思うのです。
”最後にあの人の顔を見たのは何時だった? 最後に話したのは?”ってー
私は、ちゃんとお世話を出来ていただろうか?
こんな事なら、もっと優しく話を聞いてあげれば良かった・・・
なんて後悔もチョッピリー
高齢者のお世話をする施設では、まさに、”一期一会”なんですよねえ~。
今この瞬間、目の前で元気に話していても、もしかすると明日にはもう、顔を見る事もないかもしれないー
そのまま2度と顔を合わせることなく、旅立っていかれるかもしれないー
デイサービスとかと違って、毎日一緒に生活しているのに近いGH。
ここに来れば、いて当たり前の人が、突然、自分の知らない間にいなくなるー っていうのは、
最初の頃は結構、ショックでしたね。
流石に2年も経つと、こういった事にも随分慣れてはきたけれど、
それでもやっぱり、訃報を耳にすると、ちょっと心が痛みます。
だからね私、仕事の終わりには、出来るだけ入居者さんの顔をしっかり見てから帰るようになりました。
次にこの職場に来た時に、必ず全員ここにいる。という保証は何処にもないからー
だから私は、”今この瞬間を大切にしたい!”と思っているのです。
でも・・・
現実はなかなか、思うようには行かなくて、今日も、
「キャー!
○○さん、何やってるんですかあーーーー!!!」
「△△さん、そんな事したらダメですうーーーーー!!!
」
「どうして、□□さんは、こういう事するんですかあーーー!!!
」
などなど、私のニギヤカな声が職場に響いているのでした・・・。
✩ まだまだ修行が足りません。
いつも落ち着いてて優しい人になりたいな。
まだ、ウチに来て一年しか立っていない方でした。
実は、1週間ほど前、突然体の状態がおかしくなり、急遽、救急車で病院に運ばれた方でした。
この方が運ばれた時、私は休日で、翌日出勤してきて私はその事を知ったのでした。
病名は、脳梗塞でした。
それから約10日ほど。
脳梗塞の後遺症が結構ひどかったらしく、ご家族は病院を退院後は、特養に移られる事を決められました。
そして昨日、私が職場に行くと、
その方がいたお部屋には、もう何もありませんでした。
まだ退去の手続きも済んでいないのに、ご家族が朝一からみえて、家具や衣類を全て持っていったそうです。
ガランとしてしまったお部屋を見ながら、思いました。
”最後に、あの方の顔を見たのは 何時だったかな・・・”
こんな事はよくある事です。
今の仕事を始めてから、休みが明けて仕事に来ると、入居者さんの1人がいない。
自分の休み中に、体調が悪くなって救急車で運ばれたり、
定期検診で病院に診察に行ったきり、そのまま入院になったり、
そして、そのまま、一度もウチの施設に戻ることなく、お亡くなりなる方も多い・・・
ある日突然目の前からいなくなって、そのまま帰らぬ人となるー
だから、3月に記事にしたお爺さんのように、救急車で運ばれた時に自分がいられたら、まだマシな方で、
タイミングもあるけれど、気がついたら、もう施設にいなくて、暫くすると訃報が届くー
そんな時、いつも思うのです。
”最後にあの人の顔を見たのは何時だった? 最後に話したのは?”ってー
私は、ちゃんとお世話を出来ていただろうか?
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こんな事なら、もっと優しく話を聞いてあげれば良かった・・・
なんて後悔もチョッピリー
高齢者のお世話をする施設では、まさに、”一期一会”なんですよねえ~。
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今この瞬間、目の前で元気に話していても、もしかすると明日にはもう、顔を見る事もないかもしれないー
そのまま2度と顔を合わせることなく、旅立っていかれるかもしれないー
デイサービスとかと違って、毎日一緒に生活しているのに近いGH。
ここに来れば、いて当たり前の人が、突然、自分の知らない間にいなくなるー っていうのは、
最初の頃は結構、ショックでしたね。
流石に2年も経つと、こういった事にも随分慣れてはきたけれど、
それでもやっぱり、訃報を耳にすると、ちょっと心が痛みます。
だからね私、仕事の終わりには、出来るだけ入居者さんの顔をしっかり見てから帰るようになりました。
次にこの職場に来た時に、必ず全員ここにいる。という保証は何処にもないからー
だから私は、”今この瞬間を大切にしたい!”と思っているのです。
でも・・・
現実はなかなか、思うようには行かなくて、今日も、
「キャー!
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「どうして、□□さんは、こういう事するんですかあーーー!!!
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などなど、私のニギヤカな声が職場に響いているのでした・・・。
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✩ まだまだ修行が足りません。
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