久々に主人の仕事を手伝ってきた・・・って（後編）

さて、主人に頼まれて、久しぶりに主人のお仕事を手伝いに行くハメになった私です。

行ってきましたよ～、久しぶりに。
前日に、私の仕事着を探すのが大変だった。
なんせ、主人の仕事を手伝っていたのはもう８年も前なんだから、
当然、その頃着ていた作業着は、とっくの昔に処分していたし、
仕方なしに、私の古くなって汚れてもよい服を出してきて作業着代わりにー

当日朝、主人にたたき起こされた私。
眠い目をこすりつつ、準備をして必要な荷物を持って出掛けました。
今回の現場は、ちょっとウチから遠い所でして、高速道路を使っても１時間半から２時間近くかかる。
途中コンビニに寄って、私のオヤツとお昼ご飯用のお弁当とコーヒーを買う。
お仕事とはいえ、久しぶりに主人と二人だけのドライブにご機嫌の私。
ルンルンで、オヤツに買ったお菓子を食べながら主人に話しかける。
主人も家にいる時とは違い、お仕事の時は優しい。
久しぶりにゆっくり話をしました。

多少の渋滞にあったものの、無事現場に着いた私たち。
今日は個人宅の塗装工事。
この日の私の仕事は、ペンキを塗ることではなく、その前の段階の、養生と外壁のコーキング。
久しぶりに登った足場は、怖かった・・・
日々の運動不足をシミジミ感じつつ、
足場から身を乗り出して、外壁にテープを張ったりシートを付けたり、

私　「いやあ～、怖い～～～！」
主　「オマエなあ～、まだ２階に上がっただけだろ？上は俺がやるから２階より下はお前の担当な。」

仕事中の主人は、なんだかんだ言いながらも、ちゃんと私を気遣ってくれる。
ホントに、家にいる時とは全然違う。
家でもこのくらい優しいといいのになあ～。

玄関先から始めて、家の裏側に回っていくとー
そこは蚊が大量にいた・・・
デング熱の話題が毎日のニュースを欠かさないこの時期に、
長袖に長ズボンを履いているのに、もう蚊に食われるは食われるは・・・

私　「いやあ～！ズボンの中も食われた！ああ、ほっぺたも食われたあ～！
　　　痒いよお～！でも手が汚れてるから掻けなあ～い！」
主　「分かったから！とりあえず一旦車に戻って手を綺麗にして来い。その間に蚊取り線香用意しとくから。」

その後も、ワイワイ、キャーキャー、私のにぎやかな仕事は続く。
お家の方がお留守で良かった。
途中、私はトイレに行きたくなって、主人に車に乗せてもらって近くのスーパーまでいったけれど、
午前と午後と昼休憩以外は、ちゃんと一日お仕事勤めましたよ～。
頑張ったおかげで、この日のお仕事は予定どうり終わりました。

帰り道、幸いなことに高速道路は空いていた。コッチの方角だけは。
反対車線は、途中で見かけた交通事故の為、延々渋滞が起こっていた。
最終的に私たちが下りるインターから見たけれど、
反対車線の渋滞は、まだまだズウ～～～～～～～～っと先まで続いていたから、
おそらく３県に渡って続いていると思われた・・・

私　「大変そうだね・・・」
主　「ああ、ここ辺りはドライブインもないからなあ～。それに途中で降りるインターもないからなあ～。」

延々と並ぶ渋滞に巻き込まれた車の列を見ながら、つぶやいた私たちでした。


☆８年ぶりのお仕事、頑張りました。
　そして、その成果は、翌日以降の筋肉痛に苦しめられるというオマケがついたのでした・・・。

久々に主人の仕事を手伝ってきた・・・って（前篇）

先日、久～しぶりに主人の仕事を手伝ってきました。

何年振りだあ～
ブログの過去記事を辿ってみると、２００６年頃だったので、
もうかれこれ８年前ですか・・・

さて、８年ものブランクがあるにもかかわらず、私が主人のお仕事を手伝いにいかなくてはならなくなった理由は・・・

実は主人、今年に入ってから、２０代前半の若い男の子二人と一緒にお仕事をしております。
別に、従業員を雇った訳ではなくて、
知り合いの業者の方に、その方の息子さんを預かってほしいー。と頼まれたから。
お世話になっている業者さんという事もあり、了承した主人。
なぜか、その息子さんの友人も一緒に来ることになり、結果二人の若者とお仕事をする事になった。

もともと、父親(主人の知り合いの業者)の職場で働いていた二人。
その父親の仕事自体が減ってきた為、会社でいえば ”出向” みたいな形でウチに来ている。
だから、本業はあくまで父親の方の仕事で、ウチの塗装仕事は一時的なモノ・・・　のハズなのだが、
既に半年以上、ときどき父親の仕事にも行くが、殆どウチの塗装仕事をしている。

この二人の若者、別に、”不良”とか”ヤンキー”とか”引き籠り”とか、そういった問題ある子達じゃない。
フツーの子たちです。　ただ、問題なのは、

　　”勤労意欲に欠ける！”　という事。

しょっちゅうお仕事を休む。

それでなくとも塗装仕事は、お天気に影響される現場が多い。
雨降ったら休み。晴れてても塗装場所が湿っていたり強風が吹いていたら休み。などなど、何かと仕事が進まない事が多い。
その為、工事完了期間がずれ込む事も多い。
だから当然、土日休みとか考えられない。工期が最優先で、
お天気でズレ込むと、その分休みの予定だった日に仕事をしないといけないのだけれど・・・

この二人は、そんな事は関係なく休む。
「彼女とデートだから今度の日曜は休みます。」
なんて、理由をあらかじめ言ってくれるのはまだマシなほうで、
朝から出勤してこないから電話するも、出ない。
昼過ぎになって、ようやく電話が繋がったと思ったら、
「寝坊しました～。」って・・・
そんな連絡すらない、無断欠勤も日常茶飯事。

仕事から帰ってきた主人の話を聞いている私は、イライラする。

私　「そういうのって社会人としてどうなのよ！私ならそんなヤツらとっくにクビにしてる！」

まあ、主人にしても、予定していた人間がイキナリ出勤してこないと、当然仕事の進行に支障が出るし、
「まいったなあ～」などとボヤいてはいるけれど、
知り合いから頼まれていることもあるし、
預かりとはいえ、自分の部下を抱えているみたいな状態が嬉しいらしくて、
私から見れば、かな～り　”甘やかしてる”ように見える。

ま、私がどうこう言う事ではないし、主人がいいなら良いか～
と、黙認していたのに・・・

先日ついに、
主　「おい、今度の日曜に、仕事手伝ってくれ。」
私　「え！私が？！」

主人の話では、その日は二人とも休むそうで、でも主人ひとりでは終わらない仕事量だそうで、
そこで、仕事を辞めてノンビリしている私に、白羽の矢が立ったと・・・

私　「ええー、ヤダァ～。もう何年やってないと思ってるのよお～。」
主　「どうせ毎日ダラダラ家でしてるだけなんやで、いいやろ！」
私　「ウッ・・・・」

それを言われると、逆らえない・・・
仕方なく、お仕事に行く事を了承しました。

まったく～、アイツ等の被害が私にも及ぶなんて・・・

だいたいアイツ等の父親も、今までどんな風にアイツ等を使ってきたんだろう？
自分の子だからって、甘やかせてきたのか？


近年、日本の建設業界は人手不足に頭を悩ませている。
東北の復興やら東京オリンピックやら、お仕事はあるのに、その仕事をする人間が足りない。
だから、３Ｋ仕事と言われるこの業種で働いてくれる若者は貴重なのだけれど・・・
でも、もー少し、”働く”という事に、真摯な若者でいてほしい・・・。


☆明日は、私のお仕事当日のお話しー

就職支援講座に行ってきた・・・って

先日、友人に「最近、ブログ書いてないね。」と言われて、
書こうと思っていることはあるのに、ずう～っとブログをサボっていたので、
そろそろ書いていきたいと思います。

今日はハロワから紹介の、『就職支援講座』に行ってきた時のことをー

ご存知の方もいるとは思いますが、ハローワークで失業手当を貰うには、
”私はスグにでも就職したいです！”という、タテマエ？が必要です。

その為、”私はちゃんと就活してます！”という事をハロワに証明していかなければなりません。
だいたい毎月ある『認定日』までの間に、２回～３回の、就職活動を証明しないと、失業手当が貰えません。
その就活のひとつとして、色々な講習を受けに行ったり学校に行ったりする事も含まれます。

で、病気の事もあり、とりあえず今は体を休めたい私としては、
就活のポイント稼ぎに、『就職支援講座』とやらに行ってきました。


講座当日、私は寝坊しました・・・
ずう～っと夜勤が多かった私は、どうしても朝早く起きることが出来なくてぇ～・・・
って、はい、言い訳です。単に寝過ごした私が悪いです・・・

講座開始１０分遅れで会場に飛び込んだ私。
部屋の中を一目見て、唖然・・・
”え！これだけ？”
私、部屋を間違えたかと思っちゃったよお～。
部屋の中には、講師らしい人の他に人が数人しかいない。
確かこの講座は、定員１５名だったハズ・・・

とりあえず、そこにいた人々の視線を浴びながら、「遅れてスミマセン・・・」と、席に着いた私。
私を入れても、受講者はわずか４人だった・・・

でもこの講座、受けてみたら、ものスゴーーーーク良かった！

講座の内容としては、
「就職活動において必要な【意識】と【行動】を明確にし、求められる行動のポイントを習得する。」
と、いう事なんですが、

最初はそれぞれの自己紹介から始まって、次にそれぞれの自己紹介について互いに評価？し合う。
それから、ビジネスマナーの基本。
表情や身だしなみ、姿勢や立ち居振る舞いや話し方などについて実際にやってみながらの講義。
次に、応募書類の基本。
履歴書や職務経歴書作成のポイントや、添え状についてなど。
最後は、模擬面接の練習で終わり。

この講義、ハロワから貰った資料の中にあったので、てっきりハロワがやっているのかと思っていたら、
実は、こういった講義などを専門にやっている会社が主催の物だった。
その為、講義の先生は、元ＡＮＡに勤めていた綺麗な女性だった。

私の他３人の受講生は、私よりも若い子ばかり。
男性ひとりと、他３人は私も含めて女性。年齢は２０代～４０代。
皆それぞれの理由があって、就活の真っ最中だったりする。
最年長の私は、就職がバブル期だった自分の若い頃を思い出し、
”今の子はタイヘンだよなあ～”　とシミジミ・・・

でも、先生が上手かったのか、講義はムチャクチャ盛り上がった。
人数が少なかったのも幸いしたのか、年の差も関係なく、講義のあいだ中みんな和気あいあい。
丸一日、７時間にも及ぶ講義だったんだけど、あっという間に時間が過ぎて、
終了して帰る頃には、みんな
「もう一度、この講義を受けたいよねえ～。」と口にするほど。

名残惜しみながら先生と別れてから、今度は受講生同士で立ち話し。
結局、その後２時間近くもおしゃべりしていた。

最後に別れる時、
「じゃあ、みんな元気でね～。」
みんな、電話番号もアドレスも教えあう事はなかった。
たぶん、もう会うこともないであろう人々だと言う事を、みんな分かっていたからー


たった一日の出会いだったけれど、とっても充実した楽しいひと時でした。