先日作家の諸田玲子さんが、デパートで忘れ物をして無事手元に
戻ってきたことで、近頃の日本人を見て行く末を案じていたが
また日本人が好きになったと書いていました。本当に良かったですね。
私たち夫婦はラスベガスでとても貴重な体験をしました。
7年前サンフランシスコに住む友人夫妻と落ち合ってモニュメントバレー
タホ湖、デスバレーなどに行きました。ラスベガスでホテルベラージオに
戻り夕食までの間ショッピングに出かけ。タクシーでホテルに戻りました。
夫はヴィデオカメラをタクシーに置き忘れてしまったのです。がっかりした夫の顔といったら
私はタクシーの手配をしている係員に言おうと言いましたが、夫はもういいよ。
アメリカだからななんて言いつつ、あきらめきれない風です。
私よりずっとアメリカに慣れているはずの夫が何もできないようなので思い切って
責任者らしき女性に聞いてみました。どこから乗ったの?どんな車?と聞かれて
いま連絡しているから部屋で待っているように言われ。30分ほどで車が分かったと
連絡がありました。
ホテルまで戻るお金はドライバーに支払うことでいいですか。もちろんですと。
無事戻ってきました。ドライバーに感謝のチップは勿論、シャロンさんという責任者にも
係の人たちにも感謝のチップを受け取っもらいました。
翌年またベラージオに泊りましたが、シャロンさんは他の職場に移ったとかでお会いでき
ませんでした。とっても素敵な人たちでした。