わが家の仏壇の脇に額装された教育勅語が掛けてあります。
書いたのは17歳で他界した夫の長兄です。
義父の遺品を整理していたら、長兄の手帳が出てきました。軍国少年だった(当時はみなそうでした)
兄の手帳には、万年筆でびっしりと当時の少年が思っていたことが書かれていました。
その中には、湖畔の宿アヘン戦争青い牧場の歌詞も書かれていました。
その間に薄い半紙に書かれた、教育勅語がありました。義父が大切にしていたのでしょう。
触るともう崩れてしまいそうです。業者に額装してもらいました。綺麗になりました。
何歳ごろ書いたのでしょうか、夫は三年生ごろじゃないか、下手だななんて言っていました。
三人兄弟の中で一番可愛いくて、優しくて、頭が良くて、字が上手だった割には下手だナと言っていましたが
少し懐かしそうにしていました。
私はおじいちゃんが大切にしていたぼろぼろの半紙が甦ったことをうれしく思います。
教育勅語には大切なことが書かれています。私もこの額を毎日見て感激しています。
親孝行、兄弟、友人を大切に、夫婦仲良く、そして勉学に励みなさい、国に何かあれば、駆けつけなさい。
良く読めば国民として、人間としてのつとめを明治天皇のお言葉で理解できます。
日本死ね!と言う人、それをはやし立てる人は自分の国が無くなってしまうことが、どのように
怖ろしいことか分かっていません。これからののヨーロッパはどうなるのでしょう。他所ごととは思えません。
心ある人教育勅語を読んでみてください。