先日藤原ていさんが亡くなられました。心からお悔やみ申し上げます。
流れる星は生きている を友人と争うように読みました。とても強い方なのだと思いました。
その後 我が夫新田次郎 も興味深く読みました。ご子息の藤原正彦さんの週刊新潮の、
管見妄語も楽しみに読んでいます。
新聞で身の上相談をなさっていた時、厳しすぎると読者から抗議が寄せられたそうです。
いじめについての相談で、無視をしておしまいなさい。ばかども何を言うか、ぐらいの気持ちで
聞く耳を持たないことです。とおっしゃいました。私はその言葉をよく覚えています。
昔々BGの頃(昔はそういっていました)いまのOLです。嫌がらせを受けた私は、親切めいた
言葉をかけてきた、先輩に バカは相手にしないと言って、その先輩がみんなに言いふらし、
大騒ぎになりました。嫌がらせをした人間に謝れと言うわけです。私は絶対謝りませんでした。
係長、古株のおじさんたち、お局様、総出の嫌がらせでした。課長は見て見ぬふり。
そしてどうでもよい仕事ばかりをさせられました。社員旅行は舅姑が上京してくるので、参加
しませんでした。他の参加しなかった社員にはお土産があって、私には、なし
でした。
どうせあげても、捨てるだろうと言っていたらしいです。世界に知られた一流会社でのことです。
いやがらせ、いじめをする人間は、自分の夫や、子供にはどうなんでしょう。
幼馴染曰く、きっと自分の子供にもやってる。と言いました。そうかもしれません。
人間として最低の気持ちを持った者のために命を捨ててはなりません。
藤原ていさんもきっとそうおっしゃいます。