この静けさは？

孫たちが母親の元に行ってからもう４週間になります。

２週間の約束で孫たちは帰ってくるはずでしたが、泣いて帰りたくないと言うので

弁護士と相談して２日後迎えに行きましたが。メール、と電話で帰りたくないと

言ったきり、行ったきりになりました。洒落にもなりません、親権の変更の調停を

している最中なのに・・・、子供たちたちが母親のところに行きたいならもう仕方がないから、

行かせようと息子は決心したのです。どんな母親でもやっぱり母親だからと譲歩したのに

相手はおかしな行動に出てきました。とにかく理不尽なことばかりで戸惑っています。

愚か者に翻弄されている毎日です。

あんなにうるさくて慌ただしかった毎日から解放されてのんびりしましたが。

今は気が気でありません。ちゃんとお風呂に入ったか～　宿題は大丈夫か～

お笑い番組ばかり見てるんじゃないか～　　これがホントの老婆心かしら。

日常に戻って

五輪もめでたく閉会しました。気になるのは高校野球です

五輪以上にはらはらして見ていられません。結果だけ見ています。

TVも普段と同じになりました。なんだか惰性で見ている　梅ちゃん先生は新米先生から

急に開業医になってしまってびっくりしました。

お隣の工場では人手が足りないと言っていながら、おかみさんが何にもしていないので

気になります。私の育った戦後の下町は町工場が沢山あって、おかみさん、学校から帰って

来た子供、近所のおばさんたちが働いていて大変な活気がありました。

一番印象に残っているのは、コップの模様付けの家でした。磨き粉で髪の毛が真っ白になって

小父さん小母さん、職人さん、中学生の息子さん、総出で働いていました。

それを通りがかりの人が見ていたり、私たち子供も見ていました。特に小母さんがてきぱき

働いているのをかっこいいなと思ったものです。

あらあら私は歴史の生き証人になってしまったのかしら、生き証人ついでにもう一つ

終戦の天皇陛下のお言葉を聞いて、大人たちはみんな泣いていました。喜んでいた人は

私の周りにはいませんでした。今になって負けると思ったとか、愚かな戦争だったなんて

言っている人は許せません。

五輪五輪

毎日、五輪五輪で大騒ぎでうれしかったり、悲しかったり

がっかりしたり、実は強い子の割には私はじっくりTVを見ていられません、なんか

悲しくなってしまうんです。ドキドキして結果だけ安心して見ています。

高校野球もエラーしたらどうしようとか、昔はそうではなかったんですけ

自分の孫だったらどうしようとか。年のせいですね。

東京五輪の時は、社宅に住んでいたので、近くの独身寮の人が、毎晩会社から帰ると

我が家に集まってTVを見ました。２DKに１０人はいました。カレーを作ったり、卵丼を

作ったり、おにぎりを作ったり大忙しでした。みんなでわいわい見ていました。

そのうち知らない人もいたり。のんきな時代でした。

東洋の魔女が優勝した時は大騒ぎでした。踊る人もいて、懐かしい昔の想い出でです。

一人のんびり少し寂しく

孫たちが１日から１５日までの予定で母親のところへ

泊りに行きました。親権が欲しくて私が孫を虐待しているかのように、家裁に

申し立てしている割には、２週間の泊りがなかなか決まらず直前に決まりました。

自分の住まいを秘密にして、子供を泊めると言う矛盾に不信感を持ちましたが

それもやっと弁護士が住所を聞き出しました。納得できないことが沢山ありましたが

息子は母親のところに行かせました。どんな母親でも子供は母親が大好きなのですね。

うれしそうに出かけていきました。送って行く息子がなんだか可哀そうになりました

私はしばらくのんびりできますが、やっぱり孫のことが気がかりです。

　・・・　しっかりと飯を食わせて陽にあてし布団にくるみて寝かす仕合せ・・・

河野裕子さんの歌が好きです。孫たちはいまごろどうしているかしら。