続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

町の本屋さん

2018-02-26 16:48:48 | くすくす
私は本が大好きです。残念なことに町の本屋さんが
無くなっていることです。
家の近くの本屋さんは小さくても沢山本がありました。
新田次郎が好きだった私は買い物帰りに本屋さんに寄ります。
お店のご主人は、奥さんいい本ありますよって言うのです。
お店の奥にいた男性が、ぎょっとして振り返ります。
変な本を探していると思われたのかしら。

都内で人気のあった(幸福書房)さんがお店を閉めたそうです。
買う顔ぶれが分かっているので、いい本が入りましたとは言わなかった
そうです。
わが町の本屋さんとは違って洗練されたお店だったのでしょうね。

でもご主人は私が重い全集ものを買ったとき、自転車で届けてくれました。
うれしかったわ、 
その後他の場所に移って、お店が大きくなり文具も始めましたが、
駅の中にできたお店に押されてついに閉店、寂しくなりました。
今は保育園になりました。

保育園の可愛い子たちが駅近くを散歩しているのを見ると

少し強面の本屋さんらしくなかった愉快なご主人を思い出します。

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