ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

三ない

2010-09-15 19:46:50 | Weblog
楽しい話題が、あるのでしょうけれど、人は人の不幸が好きなようで、
メディアが撒き散らす話題は暗~い話。勝手に飛び込んでくる以外は
自分から読まない・聞かない・話さない、そう、三猿みたいに「三ない」。
それでも、やっぱり目に耳に入ってくる痛ましい出来事に、私は意を決して
ある行動に移る決心をしました。
地域の公共施設で、心理学講座を開く事に。

勉強しても、入力だけではいけないって、インプットが多すぎる現代人かも。
心理学講座に通って(今再受講中)、15才の悩める自分に再会して、
無意識の力の強さを知り、少しずつ解放していってます。潜在意識を顕在
意識に、そう、お日様に当てるような作業をしている日々です。
ウッソ-!そんな事が次から次へ。でも、それを認めることがどれほど大事
なことか、わかっていますから。

潜在意識には、認めたくない、ある経験から起きた、感じた感情が処理されずに
心の奥深く住み着いているものがあります。それがトラウマとなって、
色々な場面で瞬間反応をして苦しめます。でも、それが何に起因しているか
わからないのです。単に目の前に起きたことが不快なんだと、意識は解釈します。
なので、目の前の事を解決すればいいって、とりあえず頑張ります。

子供同士で目いっぱい遊んで、喧嘩して、泣いて、誰か慰めてくれて。
例えば不注意な言動で、父が母があるいは身内の誰かが、自尊心を傷つけたと
しても、それをクリアする愛を父が母が与える、そして
「ごめんね、悪かった。許してね」
そんな姿に、傷は深くならなくて済むのです。けれども、なぜか親は子どもに
謝りません。なぜでしょう?あたくしには解せません。
あたくしは、非を認めれば相手が誰であれ謝ります。

足りないところばかり突付きます。
「何で、これが出来ないのよ!」
「何で、こんなことするのよ!」
「なんで、何々ちゃんのようにできないのよ!」
「早くしなさい!」

いっつも足りないところを指摘されて、人は嬉しいでしょうか?
自信が持てるでしょうか?
一番嫌いな人が母親という事実もあります。
親は自分が嫌われている事を知りません。想像すら出来ません。
子どもだって、本当は大好きなんですお母さんが。
でも、嫌いにさせているのです。
自信を持たせないような、そんな接触をしているのです。

言われたことしか出来ない。
いわれた事でも、出来ないって投げ出します。
誰かに指図、守られて(ある種の)生きてきた子どもは、困難に
ぶつかって傷つく事を恐れます。

それが、年間3万人以上の自殺者を12年連続で出している
我が国日本です。
アルツハイマー増加の一途。
どちらも自分を愛せない人と、あたくしには思われます。

あたくしの経験と知識を提供しましょう。
それで、どなたかが「あ~そうだったんだ、なあんだ」って。
解決の鍵はみんな自分が持っていることを知らないだけのことです。
その鍵の見つけ方をちょっとお教えするだけのことです。
あたくしは動きます。それが、誰かのためではなく、あたくしの
ためであることなのですから。