。アラッもう秋?いえいえ、旧暦で言えば、今が八月夏真っ盛りなのですから、暑くて当然ね。
ご無沙汰しました。パソコンの前に座ると、アララララーって時間が勝手に過ぎていくようです。なので、パソコンに背を向けて、いわゆる夏休みに時々する長編小説に挑戦を今年も。
北方謙三「水滸伝」全19巻の続編(フィクション)「楊令伝」全15巻に取り組んで、日がな読書三昧。たま~の土曜日に「英会話倶楽部」へ顔出し。あとはいつものように、マリリン(犬)のお散歩だけ、外出は。モノグサ魔女です。
パンの生地作りをホームベーカリーで、あとは手作業。ジャムを作ったり、お魚の酢〆、濃いつゆの素を、何種類かの魚節で作ったり、あとをいかに楽するかばかり考えて自家製のナンタラ、カンタラを作り置き。
苦手だった日本史も、吉川英治「新・平家物語」からズズズズズズーーーっと、下ってきて、
近代は浅田次郎「蒼穹の昴」で日清関係を知り、「水滸伝」で、漢民族の滅亡、金王朝、モンゴルから、元になり(ジンギス・ハーン)、ここで日本と絡む日中歴史。今、フィクションながら、血湧き肉踊る男の世界に埋没よ。あとは、NHKBSの宇宙の話"Cosmic frontia"に心奪われ、星としての地球のこれからを、様々な事象から想像する楽しさに、来年2012年のこの星の変化をも(マヤ暦も含めて)思うと、日常の瑣末な事は今までにも増して興味は薄くなる一方ってね。
そして、この列島に頻発する天災。大地に人の心に鋭くえぐる爪の跡。
何かさせて下さいと言える具体的なものは持たず、己が非力にうなだれるだけ。
けれども、何もしない事にいたたまれず、それが届くかどうかは相手次第ながら、毎日「まだ見ぬあなたへ」の書き出しで、ハガキを書き毎日投函しています。3月11日で孤児になった子ども達へ。新聞社へ橋渡しを期待して、さっきも投函してきました、本日分を。
「あしながおじさん」に感動した少女は、いつか「あしながおばさん」になるんだ!と、今尚思い続けているのです。
奨学金で高校を卒業できたのです。もちろんそのお金は返済しましたが、それで終わったなんてコレッポチも思っていないあたくしです。
今、「シビック・フォース」という素晴らしい団体が活動して、被災者の方々の大きな力になっている事を知りました。
寄付金がどうやって、どこにその配分もわからない不透明さの中で、その組織は数人のスタッフながら、その実務能力に、本当に心打たれました。
夢は捨てていません。
未経験だから、年だから、女だから、出来ない理由付けをする人生を歩もうなどと思わないのです。出来ないじゃなく、したくない」そんな、自分さえ良ければいいなんて、自分に言い訳をするような人生なんてつまんないじゃない!
でも、万巻の書は、出来る限り読まなくてね。
母に大感謝ですが、あたくしは、多くの書に育てられたと、疑いません。
読みたい、読まなきゃって本を傍に置き、或いはリストアップして、これからも静かに本と付き合います。いつの日か、「シビック・フォース」のような団体を立ち上げられたらと思いながら。
「負けないで、被災者の皆様!」ずっとずっとあなた方の事を心に刻みます