食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『定期健診』

2014年06月16日 13時09分17秒 | 日記

前回のCT検査は昨年11月に造影剤を注入して行われた。10月末の定期検査でSCC=2.1となったので念のために

前倒しで、しかも造影剤CTとなった。私はアレルギー、抗がん剤治療薬、造影剤などの副作用は全くないので、

こうした時には重宝する身体だと思う。

造影剤を使うことによる身体のダメージと検査の精密度を天秤にかけて選択する人もおられる。これは難しい選択

になると思う。今までの検査で、この種の副作用は胃カメラの時に打つ注射は後刻、目に副作用が出てくる。凄い

遠視になり普通の書類の文字などもぼけて読めなくなる。数時間で元に戻るし、そのままでも読む以外の日常の生

活に支障はなく自動車の運転も問題はなかった。

今回の造影剤の注射は若い研修医が担当、未熟だったのか、たまたま調子が悪かったのか採血検査と逆の手からや

ったが上手くいかず、採血した所からやり直した。注射針を刺すのだからチクチクとするが若い研修医の経験の為

にも必要なこと故、老体に鞭を打つつもりで耐えようぞ。

腫瘍マーカーのSCCは1.6と基準値を0.1ng越えているが、いつものことと先生の説明も、聞く患者も力の入らな

い淡々としたもの。SCCは変動要因が沢山あり一寸した事でも変化するし、日差も20%位変動するものらしいから

多少の乱高下は珍しくないと思うが私の場合は何もしないのに正常値に戻ってしまう。

本当に正常なのかどこかに異常があるのかよく分からないのが実状だが、自分ではこれで正常と言いくるめてきた

し、これからもそうしていく。

先生が血液検査の結果を見乍ら『何か筋肉痛が伴うような事をされましたか?』と唐突な質問

『ここのところ、草刈りや何やらで重労働・・・』

『筋肉痛を表す数値が高くなってますから、その精ですね』

血液は人の基礎であることは誰もが承知している心算だが、こんな形で人の行動状態まで分かるとは、改めて人と

いうか生き物の不思議を思わされた。

CT検査の結果も異状は認められないとのことで次回検診は9.11となった。一応5年になるので今後の扱いがどう

なるのか説明はないし、聞きもしないから為すがままに・・・・

私としては今のペースで通院することになった方が安心できるので、5年経過したからと何もかも病院との縁が切

れてしまうよりいいと思っている。


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