食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『カラスの西瓜被害』

2014年06月19日 12時30分06秒 | 日記

我が家の西瓜の生育具合は良好で着果し始めている。自然交配に任せているが今のところ6~7個は確実になって

いるから例年と比較して順調といってもいい。雌花の大きいものが付いてきたのでこれから本格的に着果していく

ものと思う。種なし西瓜,果肉がオレンジ色などと少し変わった品種の栽培に挑戦している。

最初の頃は順調で何の問題もなく収穫していたが、ここ数年はつる枯れが起るようになり最盛期前頃になると、徐々

にやられていく。原因は不明だから手の打ちようがないから、苗を分散して植え付けている。

私の所はこんな苦労を抱えながらの西瓜栽培。

ところが近所の畑では小玉西瓜が早く実を付けてメロンくらいの大きさに育っていたものをカラスに食べられてし

まった。それも少し大きくなったものばかり5つも。

叔母さんはカラスが近くに来ていたのは知っていたがすぐ傍の畑を耕運機で起こしていた。その一寸した隙を狙わ

れたものだ。少し赤くなりかけていたからカラスにすれば十分な糖分があっただろう。

カラスよけの釣り糸を張り巡らしたが一度味をしめたものだから、糸を恐れるより食欲が勝ったらしく糸の下まで

歩いて来ては様子を窺っている。

近くに行って追っ払うとカラス自身が安全を確保できる距離まで逃げるから更に追いかけるとまた、その距離を保

つだけ逃げる。人間の神経を逆撫でにするような仕草に切れてしまう。勢いを付けて脅すと近くの木まで飛び立ち

小馬鹿にしたような顔をして様子見。本当に頭にくる。これからカラスと人間の知恵比べが始まる。

ニュースは直ぐに伝わり、私のお隣さんは直ぐに防鳥網を張り巡らせ完全防備体制完了。閉めだされたカラスは次

の獲物場所の選定にかかる。私の所は未だ実が小さいから来ても被害は出ないだろうが放置しておくと必ず被害に

遭うので、もう暫くはしたら同様の体制をとる事にしている。

西瓜以外にエンドウ豆、トマト、キュウリ、トウモロコシ等がカラスにやられる空中戦が始まり、ヌートリア、狸

との地上戦は如何なる展開になるのやら。夏野菜の収穫は野生動物とのバトル・シーズンでもある。


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