食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『炭小屋の解体』

2014年06月18日 11時50分27秒 | 日記

私の所属する木炭生産グループの平均年齢は70歳を越える高齢グループだが、最高齢80歳の会長さんを始めとす

る会員は皆、驚くほどの体力の持ち主であることは以前、紹介した。体力のあることは気力が充実していることに

他ならず何事にも前向きに取り組む姿勢が常にある。

昨年、募集のあった補助事業で炭小屋の立替・新規事業の追加を申込み、何とか受理され先般よりその作業が始め

られた。この事業は70%補助だから残りの30%は自己負担になる。グループで借り入れをしてやることになるが、

この点に於いても借金を恐れることなくやり遂げようとの意欲が優っているから成せるのだ。

解体作業を始めた訳だが流用できる資材は出来る限り使用するためその配慮をしながら進めて行った。解体後に一

番困るのが燃やせないゴミ類、長年蓄積されてきたものだから汚れたり錆ついてボロボロになりかけたものが混在

している。始末するのが面倒だから隅から隅へ追いやられ続けた後の始末は大変。

小屋の解体を終え炭窯は丸裸になってしまった。私がこの会に入れて貰ったのが8年ほど前のことだから、炭窯の

生い立ちは分からないが出来てから16年間お世話になった窯に感謝々。

窯の土は次の窯を造るのに必須のものとなる。窯で使った土は焼けていて窯を造るのにいい材料になるから、以前

は新しく窯を造る際には取り壊した古い窯の土を貰いに行ったそうだ。

今度の窯はこの場所から300mくらい離れた場所になる。新たな場所で新しく炭小屋、団らん室、研修室などを追々、

作ることになっている。この場所での工事、完成後の炭焼きが安全に執り行われるよう安全祈願をして貰い、この

秋を目途の工事が本格的に動き始めた。

 

                                      小屋が解体され炭窯だけが残された


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