マメ科の野菜は好物で、毎年某かの種類を栽培している。但し、皆目手出ししない領域が存在した。それが「小豆栽培」だ。格別な理由があった訳では無い。聞き及んだ話だが、小豆を栽培すると4~5年は畑を休ませねばならない・・・・・・・そんなマメ知識が脳裏をよぎり、手出しを控えさせていた模様だ。つまり4~5年の休養とは「何物をも栽培できない」、という風に理解していた。これがひょんな事から、解釈間違いではと思うようになり、一度チャレンジしてみようと考えが変わってきた。栽培出来ない・・・・・・の内容が、「小豆を栽培できないという意味では無かろうか」との解釈へだ。事実かどうかは後日の話になるだろうが、取りあえず挑戦だ。そう思い立って、6月の中旬頃だったか、小豆の種蒔きを行った。
2ヶ月程が経過し、茎も成長してそこそこ大きくなって来た。何にせよ初めての挑戦だから、間違いも多かろうかと思う。株間・畝間を25センチ程度確保したが、大御所から間隔が狭すぎるとの指摘があった。茎が大きくなるので、もっと幅広く取った方が望ましいのだとか。確かに成長結果をみると、茎間が逼迫しすぎてるようだ。画像をご覧頂いた方が解りやすいかと思うが、ヤブ状態に近いでしょう。これで実が付くのか疑問だが、今更どうこう出来ない。秋の実りを待つしか無いであろう。品種は「丹波大納言」を選んだ。少し粒の大きめな小豆だ。小豆に拘ったのは、赤飯が好物との理由からかも知れない。とりわけ、うるち米と餅米とを半々位で混ぜ合わせたものが好みで、餅米だけよりも美味しいように思う。稲作をやってた頃は餅米も作っていた。その時分は赤飯というより、餅作りに忙しく、電動餅つき機を購入してフル回転させていたものだ。
秋10月頃になると収穫かと思う。うまく実ってくれるかどうか不明だが、楽しみに待っている。夏野菜も終わり、今は収穫物がほとんど無い。小豆とサツマイモが待ってる位だ。小豆の収穫法だが2種類あるようだ。①茶色く変色したサヤを1個づつ摘み取っていく手法、②茎を刈り取って竹竿等で丸ごと乾燥させる手法、の方法論だ。何れを選択するかはまだ決めていない。さて今年の秋は赤飯が賞味できるか否か、小豆後の畑の状況は如何にか・・・・・・・・楽しみなような、不安なような。