木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ポンプの故障

2024年10月01日 05時13分11秒 | 各種の用具

農作業に水の確保は必須である.皆さんはどのようにして水を担保されてるのだろうか。子狸の場合、耕地の端を水路が走っており、水路の水が利用可能だ。但し耕地全面には不自由するので、畑の中央部に水タンクを設置し水をプールするようにしている。水路からタンクへの搬送はポンプとホースの活躍による。

その大事なポンプが不具合のようで、水の搬送が出来ない。始動出来ないのだ。水タンクが空っぽなので注水しようとしたのだが。さっそく古新聞を広げ修理に取り掛かった。チェックすると、黄色の丸印の二ヶ所がネジの脱落のようで、スターターが固定されないのでリコイルロープが働かないのかと推測。再度セットして予備のネジで固定した。これで万全かと期待し、再度リコイルを引っ張ると、ロープは伸びきったままで戻らない。無論、始動は出来ず。

通常はリコイルを引っ張ると自動で戻るものだ。スターターの取り付けに不備があったのかと推測し、再度解体して固定し繰り返すも状況は同じだ。スターター単体で引っ張ると自動で戻ってくれる。スターターの故障では無い模様だ。こうなって来ると子狸のレベルでは手に負えない。プロに依頼するしか無いだろう・・・・・そう判断した。

何時もの修理工房に持ち込み説明してチェックして貰ったが、工房では困難とのこと。メーカーに発送し診断を仰ぐ必要があるとのことだった。最近はメーカーさんも忙しいようで遅れ気味だとか。3週間前後はみて欲しいとのことだった。冬野菜の種蒔きや発芽で水が必要な時期なんだがやむを得ないか。早めに修理完了の連絡が入って欲しいものなんだが。

 

 

 

 

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チップソーの交換(2)

2024年07月08日 05時06分29秒 | 各種の用具

チップソーの交換に際し、すったもんだしたことはご存じかと思う。結局プロの介入を待って無事に解決、ナットは取り外しが出来た。残るはチップソーの交換である。固定ナットが脱着可能とあらば、以降は楽な手順、通常の工具で処理が可能だ。留意するのは六角棒の差し込みと、左回し・右回しの間違いが無いことだろう。マニュアルを再確認して記憶に留め,作業に着手することに。

最初に押さえておきたいのが、指定穴に六角棒を差し込むこと。これでチップソーが固定されるのだ.同じメーカー製とは言え、前機と異なった仕様で、混乱した原因でもある。六角棒を使用するタイプのマシーンに慣れた方々には笑い話みたいな事件だろう。チップソーが固定されれば、次は専用スパナで取り付けナットを外すこと。左ネジなので、左回しで締め付け、右回しで解除だ。

ナットの解除でチップソーを新品と交換、逆仕様で新たなチップソーを固定する。スパナの力を加減して、締めすぎないように留意する。この際、六角棒が逆さまになってるので落下しないように注意、農園作業で落としたら探すのが困難だ。出来れば作業前に下に古新聞を広げて置いたらベターだろう。磁石を常時携行しておくのも便利かも。

手順さえ間違わなければ10分程度で作業は完了する。今まで何度もチップソーの交換は行ってきたが、何れも六角棒の使用は無いタイプだった。新たな場面の出現で混乱してしまったようだ。刈払機を購入した際、念のためザッとマニュアルは飛ばし読みしていたが、微かな記憶が残って六角棒の思い出しに繋がったのだろう。飛ばし読みでも、1回はマニュアルに目を通して置くべきかと痛感した。

それにしても慣れと言うのは恐ろしい。思い込みが行動を決定づけて仕舞いがちなのだ。とりわけ子狸のように加齢現象が進行してくると、柔軟な発想が出来にくい。今時の若い者は・・・・・・・とかの発言は流石に無いが、注意したい側面だ。頭の固定化も進行中なのかも。

 

 

 

 

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チップソーの交換(1)

2024年07月06日 05時01分37秒 | 各種の用具

農作業に従事する方はそれぞれ好みの刈払機を保有されてるかと思う。子狸も変遷があったが、ここ数年はマルヤマの刈払機を使っている。現有使用機はBC234SNと言う型番のものだ。エンジンは23cc、いわゆるエントリータイプの代物だ。前機も同一メーカーだったので操作は同じと考えていた。これがとんでもない失敗を招くとは、まさに神のみぞ知る・・・・・だろうな。

使用頻度にもよるが、程よい時期にはチップソーの交換を迫られる。頃合いかと思い、子狸のマシーンもチップソーの交換作業に入った。上述のように、二代続けて同じメーカーだったので油断があったのだろう。従来どおりと考えて、ナットにスパナを噛ませ回すが回らない。左ネジなので右回しで緩むと考慮し回すのだが固着したまま。ナットが固まったと考え、スパナをハンマーで叩くも結果は同じだ。ハンマーで叩いた結果、余計に固くなったようにも思える.此処でフト思い出した。確か六角棒を差し込む手はずだったのでは・・・・・・・と。

一端帰宅してマニュアルを確認、思い出したとおりだった。まず最初に指定穴に六角棒を差し込み、チップソーを固定する作業が最初だったのだ。どおりでナットが固着して回らないはずである、大失敗だ。翌日、再度挑戦して、六角棒を差し込みマニュアルどおり回すが固着したままだ。どうやらハンマーで叩いたのが徒になって、チップソー取り付け用ナットがバカになったみたいだ。手持ちの工具では対応仕切れなくなった模様。こうなってくるとプロのお出ましを願うしか無い。

修理工房へゴー・・・・・とばかりに持ち込んだ。事情を話してバカになった取り付け用ナットの脱着が可能か尋ねてみる。通常の工具でチャレンジ、だが同じように回らない。最後の手段である電動工具を持ち出してこられた。強烈なトルクが発生するようで、難なく回ってナットは外れたのだ。助かった、やはりプロは有効な道具を持っているものである。

取り付け用ナットはバカになってるので新品と交換した。パーツ代と修理工賃とで合わせて1000円強、リーズナブルな請求だった。やはりモチはモチ屋、プロの存在は有り難いものである。

 

 

 

 

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用具類のメンテナンス

2024年01月26日 05時21分47秒 | 各種の用具

百姓仕事には様々な用具類が必要である。大別すると、①エンジン駆動の機械類、②エンジン無しの手道具類、に分類され仕事内容によって選択肢は様々、経費の問題もあって「我慢の子状態」もあり得るかも。それはまあともかくとして、必要なのが手入れ作業、形ある者は傷むし壊れゆく物なのだ。定期的なチェックとメンテナンスが必要不可欠だろう。今回はチェーンソーを取り上げて見ようかと思う。

子狸は2台常備している。1台が伐採用、もう1台が剪定用だ。今回の主役は剪定用のタイプ。いわば小型軽量仕様のチェーンソーだ。最初から繰り言となるが、選択が中途半端であった。剪定用に徹するなら、もう少し小型軽量型にすべきだったが、選択をミスったようだ。片手で操作できる程度のチェーンソーが望ましいが、現行のは両手使用のタイプなのだ。

森の作業から遠ざかってチェーンソーの出番は少なくなったが、メンテナンスは欠かさない。折々にエンジンを稼働し調子をチェックする。今のところ順調だ。ただ消耗品は時間的な限度があるので程よい交換が要求される。今回はソーチェーンの交換に励むことに。

スペアパーツはネット通販で購入した。ソーチェーンは某オレゴン社製品を選ぶのが一般的、品番の間違いが無いようにだけご注意を。取り付けは簡単で、本体からケースを外しガイドバーを緩めて新たなソーチェーンを取り付けるだけだ。問題なのは古いソーチェーンの処分だが、箱にくるんで粗大ゴミの日に出すようにしている。家庭用包丁の処分も同様みたいなので大丈夫だろう。

同じくエンジン稼働で必須なのが刈払機、こちらの方が百姓としては一般的かも。消耗品の交換はチェーンソーと同様だが、頻度はこちらが高そうだ。ご注意戴きたいのは、自分でメンテナンスをやると場合によってはメーカーの修理サービスを受けられない場合(特に保証期間中)が存在すること、メンテはあくまでも自己責任でと覚悟した方がよろしいかも。まあ1台や2台はつぶす気で挑戦すれば、克服できるかも・・・・・ですね。

 

 

 

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刈払機の不具合

2022年12月26日 05時55分59秒 | 各種の用具

刈払機を4台保有していたが、2台は廃棄処分した。使えない物を何台も保有していてもムダだと思ったからだ。じゃあ残った2台は稼働満々なのかと言えばさに非ず、何らかの不具合を抱えている。日立製の刈払機については以前にご紹介したかと思うので、今回はマルヤマ製の刈払機について。機種は「BC200T」というエントリータイプだ。未だ購入して2年程のマシーン、経年劣化とは言えない状況だろう。不具合の症状は「起動しない」こと。リコイルを何回引いても初爆が生じないのだ.燃料流路の目詰まりかと思い、キャブクリーナーで何度も清掃を行った。それでも起動しない。未だ早いとは思ったが、パーツの劣化かとも思い、消耗品的なパーツである該当部品を交換してもみた。具体的には燃料フィルター、燃料ホース、エアーフィルター、プライマリーポンプ、2種のダイヤフラム、2種のガスケット、プラグ、等々である。

部品交換しても症状は同じ、相変わらず起動しない。無論、原因の一つかとも思えるマフラーの分解清掃も行った。過去の状況を振り返ってみる。思い出すのはアイドル回転の調整ネジ、確か無理筋に回転させてしまったような記憶が。それかとも思い微調整を繰り返すが、起動には至っていない。下手にいじるとかような始末か。

別の視点では、リコイルの引きすぎによる「かぶり」かとも推定し、リカバリーを行ってみた。結果は同じだ。もう一つの視点は空燃比の調整不良、しかしながらこの機種では調整ネジが見当たらない。当然ながらさわった覚えも無くこの原因とは理解しがたい。結局、メーカーに持ち込むのが一番早いのだろうが、宅配便による搬送や時間の問題それに己の技術確保といった問題もあり見送っている。それとメーカー修理は結果オーライであって、何が原因だったのか何故生じたのか等の究明は帰ってはこない。自分の技術習得には繋がらないので、好ましくは思っていない。

意地でも・・・・・と挑戦を続けているのだが、難問だ。幸い草刈りシーズンまでにはかなりの時間がある。農閑期の有り余る時間を活用して、何とか打開の道をと苦戦している。

 

 

 

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