嬉々として挑んだ干し柿作り、喜び勇んでブログにアップしたまでは良かったが、山の神殿を始め知人達からもブーイング。肝心要の事が抜け落ちてるとのご指摘だった。言われるまで気付かなかったのだが、聞いて納得。何と柿の消毒を忘れていたのだ。柿を剥いて下地を作るのだが、両手で触りまくっての皮剥き、当然ながら手には雑菌の存在が。従って、干し柿作りのセオリーとして皮剥きが終わったら「熱湯消毒」をして殺菌するのが常識なそうな。こんな初歩的なことも思いが到らなかったようで、何ともはや。例の百姓候補生氏には知ったかぶりで、干し柿作りのコツを伝えていたのに。
さて柿は干し始めた後、今更の熱湯消毒だ。さかのぼりの行為は無しに等しいだろう。困った、どうしよう・・・・・と思っていたら百姓候補生氏から逆提案。「アルコール消毒」で可能でっせ、との話だった。何でも初めての干し柿作り、念には念をとネットで調べまくったようだ。そんな調査もせず、何時ものスルー精神で走るものだから大きな失敗も・・・・・だろうか。
有り難く拝聴して教えに従うことにした。非は非、過ちは素直に認めるのが数少ない取り柄かな。教示されたとおりに、度数25度以上の焼酎と捌けを購入、吊した柿に塗ることに。本当はアルコールに漬け込むのがベターだそうだが、大量のアルコールが必要となる。塗り方で勘弁してもらおうかと。
何分単純に10個しか無いので、短時間でOKだ。塗り方開始、即終了。たった小瓶一杯の焼酎、大半が残っているので何回か繰り返そうかと思っている。「消毒忘れ」が高じて「消毒過多」になるかも。