灼熱地獄が続いている。出勤早々、朝の早めというのに30度近く、しかもジリジリと上昇中の模様だ。今日も暑くなりそう。逃げ帰りたいのが本音だがそうもいかない。多少なりとも作業を進捗させねばと気を取り直し、重い腰を上げることに。本来なら草刈り・草抜きが必須作業なんだが、気分が乗らず焼却作業に変更。彼方此方に刈り取った雑草類を積み上げているのだ。ソコソコ乾燥したので焼却も可能かと判断し、火付け遊びに。経年劣化で腐りかけた支柱類も存在するので、同時に燃やしてしまおう。幸いにして天候は良好、焚き火日和だが、強烈な熱さになるのかも。暑い日に熱い作業とは、ばかげるのにも程があるのだが、タイミングは待ってはくれないのだ。
既に8月も末期、季節的には冬野菜の種蒔きに突入だ。通常なら種蒔きしてOKの時期なんだが、今年は酷暑、多少遅らした方が好ましいかも。それでも種蒔きの下地は準備が必要。本来なら耕耘されて元肥がすき込まれた畝が控えているはずなんだが・・・・・・・。見渡しても雑草混じりの固い地面ばかりだ。全く以て作業が遅れ気味、ひとえに暑さの故だろう。長老の繰り言では無いが、体が動いてくれないのだ。
彼方此方に積み上げた雑草に点火していく。原野に近い農園地帯、延焼する心配は少ない。近くに民家も無い。心配無く燃やせるのが有り難いところ、煙の発生も不安無く且つ遠慮無く・・・・・・だ。基本的には焚き火禁止が法令化されてるのだが、農林漁業の作業物については例外扱いとなっている。ここまで禁止されたら、食の確保自体が危ぶまれるだろう。環境云々以前に餓死が待っている。角を矯めて牛を殺す、の類いだろう。
積み上げた雑草類は良く乾燥してるのだが、時々の夕立の発生がある。時折の雷雨で水分を含んでおり、燃焼にはコツを要する。古新聞、乾燥草、古竹・・・・と順に点火していく。古竹に火が付いたら一安心だ。種火の発生で、水分含みの雑草を載せても徐々に燃えていく。数カ所を同時点火したが、うまく燃焼中のようだ。しばし放置しても大丈夫だろう。燃えてる間に収穫しますか。
夏野菜も終焉期に入っており、収穫物の見込みも少ない。残ってるのはゴーヤとキュウリそれにピーマンと少々の秋ナス位だろうか。僅かなお土産だが、家人が喜ぶので収穫にも力が入る。産地直送の無農薬野菜、安心して賞味できる代物だ。無造作に持ち帰れるのが何とも嬉しい限り、ある意味とても贅沢な生活なのかも。