12月初旬頃から始めた「冬野菜」の収穫だが、どうやら終焉期を迎えた模様だ。季節はまもなく2月、二ヶ月も取り続ければ無くなるのは当然だろう。残っているのはダイコンとカブそれに多少のミズナ程度。ハクサイやキャベツ、シュンギクにホウレンソウそれにチンゲンサイ等はほぼ消えてしまった。そうそうニンジンは未だ残っている。種蒔きが遅かったのと、成長期が寒波到来期だったのが響いたようだ。試し掘りしてみたが、鉛筆状態、しばらく放置するしか無いだろうな。斯様な状況なので、今期の冬野菜はほぼ終了とも言える。
畑には青々とした存在もあるが、「冬野菜」では無く「冬越しの野菜」なのだ。ご存じだと思うが、冬越しの野菜とは冬場を経由して春先から初夏に収穫期を迎える野菜だ。冬野菜がそのまま真冬が収穫期なのとの相違点かな。現在冬越し中なのは、ソラマメ、タマネギ、エンドウ、春キャベツ等々。それに二次蒔きのホウレンソウやレタスが成長中なのだ。2月が植え込み時期のジャガイモは、担当予定の畝がスタンバイ中だ。
思えば冬野菜は十分に役だってくれた。とりわけダイコンやカブなどは、12月初旬から収穫し始めて今尚残っている。ご近所のマダム衆にも何度も提供したのだが、必要以上の数量だったようだ。種蒔きした種子は1袋、在中の種が半端では無く、全部を仕込んだので斯様な結果に。それにしてもダイコンやカブは有り難い。葉物と違って物が大きめなのでご近所にも渡しやすく、貰いやすいようだ。ダイコンは青首ダイコン、カブは中カブを選択したが、程よいサイズが好まれるようだ。見栄えには欠けるが使い勝手が優れものらしい。
令和6年はジャガイモの栽培から始まる。種芋は購入して現在「芽出し作業中」だ。ここ数日の好天で小さな芽が覗き始めた。来月中旬を植え込みの想定としてるが、うまく芽が出そろってくれそうな予感。マダム衆のご要望を聞きつつ栽培物を選んでいるが、お好みの御三家はジャガイモ、タマネギ、サツマイモではなかろうか。無論筆頭はサツマイモだが。
冬野菜が終焉期を迎えるのは当然だが、次なる対策を準備しなければ為らない。次期予定は春植えの野菜達、該当する物は多い。そのためには雑草抜きと耕耘作業それに土壌改良材の仕込みや元肥の手配が必要だ。農閑期ののんびりムードも終焉期を迎える模様、忙しなくなりそうだ。