タマネギを栽培中だが、彼方此方に小さな緑の萌芽が。雑草が生まれ発育中の模様だ。小さい状況だし、ホットコかな・・・というのが本音だろう。しかしながら家庭菜園等に挑戦中の方はご存じかと思うが、春の到来と共に急激に成長し手に負えなく成るのが通例なのだ。防止しようと思えば、小さい間に除去するに限る。無論、小さなだけに精密な作業を要求され、ある種のしんどさは伴ってくる。時間に融通の効く農閑期ならばの作業とも言えるかと。
子狸の定例パターンだが、イスと鎌とミを持ち出し、座り込んでの長期戦スタイルだ。中腰での作業は子狸には困難、ジックリと座り込んで、右手の鎌で掘り起こし左手で掴んでミの中へ。この動作を繰り返しながら徐々にイスを移動させる。小さいだけに細やかな気配りが要求され神経に響くようだ。時間の掛かる割になんぼも進捗しない。まあ時間的には余裕があるから構わないのだが。
半日掛けて二畝のタマネギ畑の雑草を抜き取った。作業後の畑を概観したら、多少緑っぽい部分が垣間見れる。抜き忘れ、若しくは根本付近などの抜きにくい場所であろう。未処理の部分は暫し待って多少大きくなってから再度の挑戦と行きますか。雑草の抜き取り作業は1回では終わらない。必ず未処理部分が発生するし、新たな芽生えも生じてくる。折々に時間を見つけて再挑戦する必要性が高いだろう。
小さな雑草だし放置したら・・・・悪魔のささやきが脳裏をかすめるが、誘惑に負けてはならないだろう。上述のように春先には急成長するし、追肥したタマネギの栄養分が雑草に吸収されてしまうのだ。時間は掛かるし小まめな作業は要求されるしで、面倒くさいのが事実なんだが全てはローマに通ずではないが、作業は全て収穫に響いてくるのだ。6月になって後悔しても始まらない。