木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

夏野菜も終焉か

2024年10月31日 05時31分50秒 | 耕作放棄地

一般的に夏野菜の最盛期は7月である。しかしながら3ヶ月も経過した現在、未だ生き残っている夏野菜が存在する「ナス」と「ピーマン」だ。青々とした元気の良い茎葉は画像でご確認願えるかと。それにしてもしぶといというか化け物というのか、今尚実を付けているのだ。無論、もぎ取って食材として活用している。4ヶ月ほど実りを提供し続けた両者も、流石に疲れが見え始めたようだ。実りが遅れ始めたのだ、終焉期にはいったのだろう。

これまでの実績を考慮すると十分に働いてくれたようだ。お勉めご苦労さん、もう十分であろう。それにしても夏野菜として寿命が長いこと、大半の夏野菜は8月中まで位が関の山だ。本来持っている生命力と肥培管理の充実とが相まっての効果であろうと思っている。

本日、最後かと思える収穫を行った。画像の野菜類がそれだが少々寂しげだ。ナスとピーマン、店舗を訪ねると年中販売されてはいるが、やはり自家製の品には替え難い。ナスもピーマンも完全無農薬栽培、しかも収穫1~2時間後には食卓に上る。何とも贅沢な食生活なのだ。

夏野菜は果菜類が多く、収穫の楽しみも大きい。スイカに代表されるように水分を多く含んで体を冷やす作用が強いが、夏場の気象条件に合致してるのだろう。反面、獣害等にも会いやすく対応策が欠かせない。当地はアライグマが跋扈する地域、捕獲罠の設置が欠かせないのだ。

間もなく11月、秋も中盤から後半期にはいる。夏野菜も流石に終了だろう。ナスとピーマンも折を見て焼却処理に入る予定だ。その前に乾燥させる時間が必要なんだが。

 

 

 

 

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梨の木哀れ

2024年10月30日 05時17分11秒 | 耕作放棄地

野菜畑には樹木は植えないのが原則である。しかしながら、端部や法面等を有効利用して植え込むケースも無いことは無い。子狸の耕地でもしかりで、法面に梨の木が1本育っている。地主の婆様が数年前に苗木を植え込んで放置しているままの事例だ。見放されたまま樹高は4~5メートルほどに伸びてきた。昨年、始めて実がなり十数個を数えた。無論、収穫出来るほどの成果では無く小粒の玉で外観だけは梨だった。

サイズは直径7~8センチ程度で、とてもじゃないが市販の梨とは雲泥の相違だった。あいにく梨の木を育てた経験も無く、いかなる事情で小粒な梨なのかは不明だ。時間が経過して偶然地主の婆様と遭遇する機会があり、梨の話をすると「管理はあんたに任せるから」との提言だった。栽培経験も無く知識も無い、はてさてどうしたものかと思案してたら、今年も実が付いたようだ。

果樹には表年・裏年があるので、今年はダメかと思っていたが、少ないが実ったようだ。無論,サイズは昨年同様で小粒だ。食べられるような代物では無い。肥培管理の技術が無いままの子狸に、任せると言われても躊躇するのだが。恐らくだが肥料の投与や剪定等に問題があるのだろう・・・・・と思う。

ともあれ、技術書を眺めつつボチボチと栽培手法を学んでいこうと思っている。そして何時の日か梨の実にがぶりと食らいつく日が到来する事を願いながら。

 

 

 

 

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ニンニクが発芽す

2024年10月29日 05時05分23秒 | 耕作放棄地

毎年恒常的にニンニクを栽培している。年により病気等にやられる事もままあるが、まあ概ね良好だ。最近は収穫した球を保存しておき、種球とする事例が多いが結構育ってくれる。今年も例によって保存用の球根を分割し、種子として鱗片を活用した。予定した耕地に埋め込むこと十数日、どうやら無事に発芽してくれたようだ。ザクッと眺めて見ると発芽率は概ね9割程度、比較的に良好だ。残りの1割程度が発芽出来なかったが、対策を取ることに。

ニンニクは消費用を含めて保管している。数個を持ち出し種球に転用することにした。つまり発芽不能の箇所に「補植」を行おうとの目論見だ。外皮を剥がし鱗片にして埋め込む。この際薄皮をも剥がす事例があるようだが、子狸は採用していない。ニンニク栽培は長期戦、多少発芽が遅れても支障は無いかなと。

そんな作業を行っていると,お隣の百姓候補生氏が注目、彼のニンニク畑も発芽不能の事例があるようだ。ご希望なので多少のニンニクを提供、彼も同様にして埋め込んだ。当分雨模様だから補植も有効に機能してくれるだろう・・・・・と思う。

ニンニク栽培に限ったことではないが、同一場所での繰り返し栽培つまり「連作」は極力避けるようにしている。連作OKの野菜であっても連作すると某かの支障が出るようだ。可能なら遊ばせる農地も必要かと思うが、こちらは多分に困難だろうな。たかが野菜の栽培なれど、一筋縄ではいかないのが現実のようですね。

 

 

 

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籾殻を頂戴に

2024年10月28日 05時18分17秒 | 耕作放棄地

10月になると定例的に行う行事がある。それをキッチリと忘れていた。通例なら10月の中旬頃の実施だ。何をもったいぶって、とお叱りを受けそうだが、率直に表現すると籾殻の獲得である。ご存じだろうと思うが、稲刈りの脱穀で籾殻付きの籾となる。これを籾すり場に持ち込んで籾殻を分離するのが「籾すり」という作業だ。通常は工房に依頼し玄米として貰う事が多い。

籾すりで発生するのがいわゆる「籾殻」だ。工房にとっては産業廃棄物だが、我々には宝物、貴重な農業用資材なのだ。工房にとっては廃棄物の減量、我々にとっては宝の入手、ウィン・ウィンの良好な関係となる。毎年1回ほどの訪問だが、イソイソと籾すり場へ通うのが定例なのだ。

それなのにキッチリ忘れてしまうとは。既に月末、間に合うだろうかとドキドキしながら籾すり場へ。そこにはてんこ盛りの籾殻の山があった。人の気配も無い。既に作業自体はヤマ場を超した模様だ。

遠慮無く頂戴することに。例の如くイスに座り込んでのんびりとビニール袋に詰め込んでいく。耕地面積の加減で計6袋頂戴することに。1時間ほどを費やし、遅れ気味で農園へと出動した。農園では既に百姓候補生氏と草刈名人氏が作業中であった。冬野菜の種蒔き中のようだ。ビニール袋を発見した百姓候補生氏が食いついた。未だ籾殻が残っていたのだね、俺も貰いに走ろうかと。

それにしても暑い。感覚的にはまだ夏場の印象だ。少し体を動かすだけで汗ビッショリとなってくる。朝方の冷え込みでベストを着込んでいるが、とんでもない暑さだ。汗に悩まされていると、1時間半ほどの経過で百姓候補生氏が戻ってきた。彼は計4袋頂戴したそうな。土壌改良材や寒冷防止用として重宝するとか、間に合って良かったようだ。

 

 

 

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タマネギへの下準備-2

2024年10月27日 05時02分28秒 | 耕作放棄地

タマネギへの下準備を進めているが、なかなか一気にとはいかない。ボチボチとした歩みだが、まあ己の力量の範囲で。先日、耕耘作業と根類の撤去を行ったが、本日は「畝立て」にはいろうかと思う。順番が後先になるかと思われるが、先に元肥をすき込んだ。人によりけりだろうが、子狸的には石灰・鶏糞・米糠等を使用する事が多い。同時に土壌改良材として籾殻を投入する事も多いが、今回は未だ準備できていない。籾殻を貰い受けに行きそびれているのだ。

畝立ては力仕事、子狸の体力では及びがたい。それでもボチボチ着手するしか無いのだが。畝は高畝を原則としている。対象がタマネギだからそう高い必要は無いが、水はけ等を考慮すると一定の高さは必要だ。ミニ耕耘機で攪拌しているので土壌は固くは無いが、畝横に溝を掘り内部の土を畝上に・・・・・・・と言う手法で行っている。スコップ頼りの肉体労働だ。例によって子狸はイスを近くに持ち込み、作業半分&休憩半分と言った案配かな。

前回あらかたの根類は撤去してるが、土壌には結構残っている。手鍬を活用しながら少しづつ拾い出す。苗の植え込みには余分な物資は不用なのだ。今回もタマネギ対策に取れる時間は1時間程度、半分程度はこの根類の拾い出しに費やされた。

畑の一角を眺めると、刈り取ったり拾い集めたりした根類が山積みとなっている。来週は一週間丸々雨模様とか、雨が上がってからの焼却処分となるだろう。毎度の事ながら根類の処理には悩まされる。要する時間と手間が半端では無いのだ。

雑草処理が無い農作業など考えられないだろうが、多少なりとも軽減したいところ。マルチを使ったらとの提言もあるだろうが、ビニール系というか石油化学製品は可能な範囲で使用しないつもりだ。要はこまめに雑草対処を行えば酷い目に遭うことも無いだろうに。基本的にはズボラな性分が原因なのかも。

 

 

 

 

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