木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

芽出し作業

2025年01月31日 05時23分40秒 | 耕作放棄地

節分も近づいてきた。この時期取り組むのがジャガイモの芽出し作業だ。無論、必須作業では無くしなければしないでも構わない。但しやった方が成長は早まるだろう。従って仲間内では取り組むのが通例だ。子狸もその派で、遅れていた種芋の入手だが数ヶ所回って必要量を入手した。品種はダンシャクとメークイン、ダンシャクに限ろうかと思案していたら山の神より特注が。煮物等にはメークインが望ましいので是非に、というリクエストだ。ご期待に添いましょう。

購入したのがダンシャク3キロ、メークイン1キロ、の2種。種芋のサイズと数量で採択を決めた。ダンシャクは小振りが大半で一部中サイズ。メークインはほぼ中サイズだった。想定は小振りな物はそのまま使用、中サイズの物は1/2カットの予定だ。価格はダンシャクが約1000円でメークインが約400円だった。高いのか安いのかは存じないが、まあ相場なのかも。

芽出し作業だが、パレットに広げサンルームで弱い太陽光線に当てている。凡そ1ヶ月間ほど暖めて発芽を促進させる目論見だ。芽が数センチも伸び出すまでには到らぬかと思うが、ジャガイモ内部では進行中だろうと思っている。昨年は寒さの加減でか埋め込んだ種芋の発芽を見誤った。発芽不能で死滅と判断したが、シックリと待機中だった模様だ。結果二重の植え付けとなってしまった。今年は用心して注意深くチェックしようと思っている.やはり天候次第で発芽が早まったリ遅かったりはある模様だ。

画像で小振りな種芋はダンシャクで28個、ダンシャクとメークインの混載が中サイズだ。ダンシャクが15個でメークインが13個の計28個、偶然にも小中同数だった。中サイズは1/2カットの予定だから合計84個の準備数となる。想定した畝では埋め込めるのが70個程だから、1/2カットを一部ノンカットに調整しようかと思っている。

 

 

 

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作業後の昼飯

2025年01月30日 05時17分50秒 | 耕作放棄地

農作業や山仕事において一番の楽しみはやはり「昼飯」ではなかろうか。人間の本能とも言えるし、創造的な行為とも言えるかと。中には作業よりも調理の方が楽しい・・・・・とかの奇特な御仁も。仲間内ではチームリーダーがそうした分類のようで、時折腕をふるってくれる事が無きにしも非ず。謹んで恩恵を賜っている。得意料理は豚汁のようで、材料持参で挑戦する事例も。無論、食後のコーヒー付きだ。デザートは?・・・・・自分でご持参を、とは宣わなかっが常識でしょう。

森の作業では山小屋周辺で、農作業に於いては共同野小屋の周辺で、屋内だったり屋外だったり、時により場所は様々だ。持参する弁当も自作派、奥方手作り派、購入派、・・・・・と種々様々。それにチームリーダーの条件整うときは豚汁とコーヒーがプラスされる。仲間達の作業中、少し早めに切り上げての事前準備だ。

子狸は調理が苦手な分野、基本キッチンには入らない。別に亭主関白では無いのだが、腕をふるえる分野では無いようだ。従って山の神やチームリーダーにはお世話になるばかりだ。有り難く頂いている。それにしても料理は創造行為だと思う。1品を仕上げるには、素材の知識や鮮度の見極めそれに調理のノウハウに盛り付けの美学等々、幅広い分野での能力が要求される。まさに知的水準が高くないと料理には挑戦しがたいかなと。

とある日の昼飯風景を画像でご紹介しておこう。おにぎり1個でも立派な昼食、作業後の疲れた体に染み渡る。そこへ熱々の豚汁に食後のコーヒーとくれば、幸せ一杯と申せば少しオーバーかな。

 

 

 

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シイタケ栽培は今

2025年01月29日 05時15分15秒 | 耕作放棄地

冬場になるとシイタケ栽培を思い出す。かって熱中していたのだが、原木たるクヌギやナラの減少により、困難となってしまったのだ。大まかな概要を記すと、12月~1月に伐採、2月頃に玉切り、3月頃に植菌、・・・・・といったスケジュールだ。画像は当時のものだが、流れは変わっていないかと思う。貴重なクヌギやナラを選別し、年度別に割り振りして使用してきた。もはや対象木も存在しないか僅かであろう。

ナラやクヌギは「萌芽更新」といって伐採しても根こそぎにしない限り再生される。10年も待てば炭焼きには使用可能ともなるが、シイタケ原木には少々年数不足かも知れない。山村の周囲には雑木林が広がるのが通例だが、都市部への利便性が高い地域は換金木である杉や檜が大半だ。シイタケ栽培とは縁遠い。

当地でもかっては炭焼きやシイタケ栽培が盛んだったが、何時の間にか廃れてしまった。市場の変化や原木入手の困難さによるものかと思われる。仲間達の間では伝統文化を残そうとの視点と共に収穫の喜びもあって取り組んできた。作業の後、取り立てのシイタケを炭火で焼いて醤油でほうばるのは何とも楽しみであった。そんな思いも、今や過去の思い出となったようだ。

よしんばシイタケ栽培に取り組む者があっても原木栽培では無く菌床栽培であろう。手間暇と効率性を考慮すれば無理も無いかと。しかしながら上記の流れでお解りのように、山と森と樹木との対話を通じた活動は経済性を上回る何かがあったように思う。菌床栽培では経済的利益は得られても、森との共生は難しいようだ。山里の民として寂しい限りである。

 

 

 

 

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ソラマメ元気

2025年01月28日 05時21分04秒 | 耕作放棄地

マメ科の野菜は好物だし栽培も比較的に容易だ。ただ連作障害が出やすく、年ごとに栽培地を変更する必要性があり難儀する。子狸は連作を承知の上で、やむを得ず、緩和措置で凌いでいる状態だ。従って収穫も程々といった案配で、新天地栽培には負けている。各位置かれた条件が異なるので、許された範囲で工夫すべきだろう。

マメ科の中でもソラマメは大物なので楽しみも大きい。今季は昨秋10月中旬に種蒔きを行った。以来3ヶ月余り、茎葉もかなり大きくなって来たようだ。茎丈は30センチ前後となってきた。欠損株は無く、発芽した全部が成長中の模様だ。26粒種蒔きして発芽不能だったのは確か1粒だったように思う。かなり優秀な発芽率だ。

ソラマメは茎丈が1メートル余にも達する。用心して栽培しないと倒壊する危険性が高い。強風が吹けばポキリといきかねないのだ。そこで周囲に支柱を立てる事例が多いようだ。茎1本毎の支柱など考えにくい。想定されるのは周囲に横棒を張りめぐらし、倒壊の支えとする事だろうか。子狸は竹の支柱を6箇所に立てた。何らかの形で支柱間に横棒を添わせる計画だ。

現在は大寒の真っ最中、1年中で一番寒い時期なのだ。確かに朝一番は氷点下ともなるが日中は結構暖かい。どうやら降雪も無い模様で、割と楽にしのげる冬場かと思っている。ソラマメを始めとしたマメ科の野菜も防寒装備は不用なようだ。このまま冬場を乗り切ってくれたら、春先から急成長するだろう。収穫予想は5月、その前にスナップの収穫も始まる。春から初夏に掛けてマメ科のオンパレードだ。

 

 

 

 

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初仕事は土壌改良へ

2025年01月27日 05時22分28秒 | 耕作放棄地

新年になっても姿が見えないな・・・・・と案じていたら、想像どおり風邪をこじらせての療養中だったみたいだ。幸い、肺炎への道筋には到らなかったようで一安心。風邪→肺炎→お迎え、のパターンは結構多いようで高齢者にとっては難敵だ。改めて新年のご挨拶を交わし、初仕事を聞き出すと土壌の改良に努めるとか。ミニ耕耘機を引っ張り出し、ジャガイモ予定地から作業に取り掛かった。

申し遅れたが主人公は百姓候補生氏、26日が初出だ。既にジャガイモの種芋は購入してるみたいで、子狸より手回しが早い。子狸は未だ種苗店を訪ね切れていないのだ。品種はダンシャクとキタアカリに決めたそうな。サンルームで芽出し作業にも取り掛かってる模様で、出動は遅れたが準備は着々と進行中のようだ。

耕耘作業を覗いて見ようかと。予定地には籾殻や鶏糞等を散布し、ミニ耕耘機で攪拌中のようだ。冬野菜とは分離してジャガイモの為に空けていたようで、少々土壌は固い。何回もの耕耘で少しずつ土壌は柔らかくなっていく。土壌が柔らかく目が細かいほど野菜類は根を張りやすい。反復行為にはなるが、耕耘作業は繰り返すほど望ましいのかも。

子狸も習って耕耘作業に着手しようかと。もう1台のミニ耕耘機を引っ張り出し、夏野菜の予定地の耕耘に努める。そうこうしてる内に、長老や草刈名人氏の出動とあいなった。草刈名人氏は本年初出かと思ったが既に何度も出動してるそうな。子狸とはタイミングが合わなかっただけのようだ。現在は農閑期、今現在取り立てての作業もない。ご両者ともに収穫がメインかな、それと取り組むとすれば彼のように土壌の改良かと。春の到来と共に繁忙期に入る、土壌の改良といった基礎的な作業には時間的余裕がなく、目の前の作業に追いまくられるだろう。時間豊富な今頃こそ、ベースとなる作業を。

 

 

 

 

 

 

 

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