木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

暑いけど野焼きを

2024年07月31日 05時13分58秒 | 耕作放棄地

毎日毎日35度前後の日々が続いている。農園へと出動するのもおっくうな程だが、そうも言ってはおられない。やるべき仕事は山積みだ。出来ない口実を探すより、多少なりとも前向きに動こうかと。殊勝な心がけはよろしいのだが、体が動きにくいのは事実、何ともはや。年齢のせいにはしたくないが、ついカウントして仕舞うのは軟弱な故だろうか。

仲間達も考えることは同様とみえ、暑い最中にも関わらず出動の模様だ。彼方此方で作業姿が遠望できる。中には野焼きを始めた者もあり、白い煙が立ちのぼっている。刈り取った雑草類だが、この天気だ。短期間で乾燥し野焼きに最適な状態へと。点火するだけで燃え上がるようで。雑草処理も簡単だ。焼却して灰と為し、残った灰はカリ肥料として畝に散布する。畑から生じた物は再び畑へと戻そうとの試みだ。

子狸も仲間達の事例を真似ることに。刈り取っていた雑草を積み上げ、点火する。乾燥が足りないのか、白煙が立ちのぼり完全には燃えない。どうやら積みかさねて放置してたのが不味かった模様だ。下の部分は乾燥しきれなかったのだろう。燻ぶり続けたらその内に・・・・・・・と割り切って、別の作業を並行する。無論、草刈りだ。

夏の雑草は成長が早い。しばらく放置してるとあっという間に大きくなっている。対処の方法はこまめな草刈りなんだが、暑さのせいで間に合わないのが事実だろう。忍耐の一字で作業に邁進するか、放置して後で後悔するか、二択かな。

刈払機を用いての草刈り、回転は元気良いのだがチップソーがへたっているようだ。切れ込みが鈍い、やはり草刈りの途中で土をも刈り取るので刃が摩耗してしまうのだろう。消耗品として割り切るべきか、作業手法に留意すべきか。

 

 

 

 

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お好みじゃ無い?

2024年07月30日 05時04分42秒 | 耕作放棄地

長老とアライグマとの果菜類を巡る抗争は続いているが、結末は当分先の模様だ。確執が長引くにつれ、長老の被害も多方面にわたるようだ。無論、代表格はスイカだが、他の果菜類も被害を被っている。唯一対象外なのがカボチャみたいで、画像のように見やすい位置にぶら下がっているのに襲撃されてはいない。お好みじゃ無いのだろうか。カボチャとて甘味が無いわけでも無いのだが。

画像のカボチャ畑は、例の「草刈名人」氏の耕地である。地表面では無く棚上を利用する、いわゆる「空中栽培」と呼ぶ手法である。空中とはいっても低いところは地上数十センチ、アライグマでも背伸びすれば届く高さだ。その気になれば容易く襲撃できる。にもかかわらず襲ってないのは、やはりお好みじゃ無かった・・・・・・との理屈だろうか。

アライグマは木登り名人。隅には支柱が立っているので棚上に登るのも容易だ。条件は楽勝コースなのに襲っていないのは、優先順位が低いからかも。スイカやマクワウリそれにトウモロコシといった風に、甘味の強い果菜類が目白押し、あえてカボチャまで襲わずともの心境だろうか。尋ねてみたいが対面交流は困難だ。

彼のカボチャ畑は長老のスイカ畑の真横みたいな位置関係にある。毎夜、徘徊しているアライグマにとって気付かぬはずは無いだろう。そういえば子狸のカボチャも襲撃されてはいない。カボチャがアライグマの好物では無いと仮定すれば、ある意味万々歳でもあるのだが。現在のところ、未だ断定するのは無理だろう。やはり他ので満足していると考えた方が妥当かも。

それにしても彼のカボチャ畑、見事なみのりだ。やはり仲間達が手間暇掛かっても空中栽培に拘る訳なのかも。子狸流のヤブ中栽培は目くらましにはなっても、実りは薄い。実の数も大きさも弱小タイプなのだ。やはり農産物は手の数と比例関係にあるのは間違いなさそうな気配。手を抜くな・・・・・と言うことだろう。

 

 

 

 

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冬野菜の下準備か

2024年07月29日 05時04分00秒 | 耕作放棄地

滅茶苦茶暑い。とてもじゃないが作業どころの話では無く、日々、エアコンの効いた部屋で閉じこもっている。軟弱者とでも何とでもご自由な批判を。外野の評価よりも我が身の方が大事・・・・・正直そんなところでしょう。長老からの捕獲罠確認の要望もあり、覗き見だけでもと農園に出向いた。すると明らかな作業痕跡が。現場はチームリーダーの耕地である、このくそ暑いのに出動して作業にと着手した模様だ。恐らくだが週末に一人黙々と作業に邁進したのでは。熱中症を発症していなければ良いのだが。

彼の耕地前が通路になっている。奥の耕地を管理する仲間達の通り道なのだ。草ボウボウだったのが綺麗に刈り取られ、心地よい散歩道に変わっていた.彼の尽力だろう。次に目撃したのが耕地の荒起こし、種蒔きや植栽を行う前段階の作業だ。今頃種蒔きや植栽を行う対象物は無い。考えられるのは冬野菜だが、種蒔き等は早くても来月末からだ。

冬野菜の種蒔き等を想定して前準備にはいったのであろうか。確かに今時分出来るのは草刈りと彼のような選択である。近くには牛糞と鶏糞とが積み上げてあった。恐らくだが耕耘とすき込みとを兼ねて近々展開の予定なんだろう。それにしても着手が早い。

早めの冬野菜は8月下旬から9月上旬に掛けてが種蒔きシーズンである。常套手段だが、その前に耕耘や元肥のすき込みが必要なのはご承知のとおりだ。チームリーダーも早めに手を打ったかと思われる。エアコンの効いた部屋でぼんやりしてる間に、やるべき人はやっているのだ。上述のように厳しい気象条件下、熱波にやられて倒れられないことを願っているのだが。

恐らくだが耕耘作業にはミニ耕耘機を使用するのだろう。子狸のと同タイプの「こまめ君」が控えている。鶏糞や牛糞のすき込みにも便利な存在だ.少し早いかと思ったが、想定時の丁度1ヶ月前、荒起こしや耕耘作業には打って付けの時期なのかも知れませんね。

 

 

 

 

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熱波の日々

2024年07月28日 05時01分15秒 | 耕作放棄地

温度計を眺めて見る。日陰の外部で35度前後、エアコンを点けて無い部屋で30度越え、エアコン・オンで25~26度、恐らくだが体感温度はもう少し高いだろう。とりわけ屋外の農園など、通風があっても35度は超えるだろう。耐えられる気温では無い。ましてや作業など想定外で、見回りに出動するくらいが関の山だろう。それもここ数日はサボっている。エアコンの効いた部屋から出られないのだ。

かかり付けのドクターを訪ねると、決まっての第一声が、「エアコンを点けているか」の確認だ。高齢者にとっては、エアコンのオン・オフが生存の基本条件らしい。正直エアコンは余り好きでは無いのだが、生き死に関わるとあっては拘りは捨てないと。

農園では雑草が伸び放題で、頭の中では作業工程が組み上がっているのだが、実行出来そうには無さそうだ。上述したように、農園に出向いても見回りと収穫作業ぐらいしか出来ない。草刈りなどもっての他、一雨欲しいところだが東北のようにゲリラ豪雨となっても困りごと。程よい案配を期待したいところだが、当分は望めそうにも無いようだ。

農園と言えば、長老から再度のメールで、捕獲罠の確認をお願いしたい・・・・・・との要望が。彼も半分倒れかかっているのだろう。尋常では無い暑さ、うかうか農園へと出向いていたら熱中症で倒れ込む可能性が。この土日は子狸も作業は無理だが、覗きに位は出来るかも。それも条件が良ければの話だが。

仲間達の皆の衆もそうだが、農園活動を展開しておられる同志の方々、倒れてしまっては大望も何も吹っ飛びますよ。ここしばらくは忍の一字、耐え忍ぶことも必要かなと。

 

 

 

 

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長老の被害は甚大

2024年07月27日 05時08分12秒 | 耕作放棄地

長老とアライグマとの確執は続いている。形勢をみるに、長老の方が押され気味で風林火山とはいかないようだ。たかが害獣の数匹、何てこともあるまいと髙をくくるのが通例だが、手ひどいしっぺ返しが待っているのだ。無論、長老もタダの素人では無い。数十年のキャリアを積んだ経験豊富な農業人だ。相手の害獣も知り尽くしている。にもかかわらず太刀打ち出来ないのは何ともはや。条件的には圧倒的に優勢かと思えるのに。

それだけアライグマの方が知恵者ということだろうか。たかが害獣の分際で・・・・・・と蔑視しがちだが、勝てない勝負で意気込んでもなあ。ヤキモキしてる中、長老からメールが入った。現時点での被害状況だそうな。惨憺たる結末だ。

    ①スイカの襲撃・食害・・・・・・12個の被害

    ②トウモロコシ畑・・・・・・・・全滅

    ③マクワウリの襲撃・食害・・・・10個の被害

メール記載にはトマトやキュウリ等は入っていない。上記の被害で頭にきてカウントしなかったのだろう。彼の耕地全体を掌握すれば、相当な被害に到達するかと。何よりもスイカの被害が大きい。甘味も豊かで量的にも大きなスイカ、連中もバカでは無い。美味なる物を優先的に狙うであろう。二番手がマクワウリだ。トウモロコシの食害はお遊びみたいなもの、子狸とてトウモロコシの全滅と言う苦い体験がある。

さてこうなってくると、子狸のマクワウリ畑も襲撃済みかも知れない。ヤブの中だから安心と油断していたが、連中の方が一枚上手のようだ。現在のところ捕獲事例は一匹だけ、被害の甚大さに比べると圧倒的な負け戦、たかが害獣、たかがアライグマとは言えないようだ。

 

 

 

 

 

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