木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

年内投稿の終了

2023年12月27日 05時23分00秒 | 余話

歳末を迎え、忙しい日々をお過ごしかと推察致します。農園活動は農閑期に入り、ボチボチと収穫に勤しむぐらいで、際だって先を急ぐ作業はありません。世の人々とは異なり、のんびりした時間を楽しんでるといった状況でしょうか。明日28日は官公庁の御用納めで、年内業務の終了日かと存じます。のんびり派は、少し早めに休暇とさせて戴きたく、本日の業務終了で、明日28日から4日まで「正月休み」に入らせて貰おうと思ってます。従いまして年内投稿は本日までとさせて戴きます。正月明けは5日(金)を想定しております。

年齢を重ねるごとに時間の過ぎ去るのが早くなりました。許された持ち時間が如何ほどかは不明ですが、大事に使わねばと痛感致しております。新年も元気で農作業に励みたいですね。どちら様もお元気で、ご家族共々健やかな新春をお迎え下さい。叉、本欄でお目に掛かれることを楽しみに致しております。少し早いですが、謹賀新年、令和6年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

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正月野菜の収穫?

2023年12月26日 05時18分14秒 | 耕作放棄地

12月も末期となってきた、正月も間もなくだ。気がせいてくるのか、早々と迎春準備に入るものも。お節の段取りだろうか、農園でも野菜の収穫に励んでいるようだ。季節は寒冷期、植え込んだ冬野菜は収穫の時期でもある。仲間達により様々だが、ザッと見渡しただけでも、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、カブ、ホウレンソウ、シュンギク、レタス、ミズナ、チンゲンサイ・・・・・・・等々が選択し放題だ。持ち帰りの選択も人によりけりだが、外せないのがダイコンとカブ、ご近所に提供するにしても渡しやすい品々だ。子狸も両者を持ち帰ることにした。実は明日、マダム衆の茶話会(ホームパーティーとか言うそうだが、舌を噛みそうなので)があるそうで、収穫の指令が・・・・・・・。

仲間達の動向を見守っていると、ハクサイやキャベツを好む者、ミズナやチンゲンサイに走る者、等々、まさに様々だ。市場に出向くと恐らくだがどのような野菜もいわゆる「正月料金」だろう。何故だか不明だが、何時の間にか数割値上がっている。農園で自家栽培を続けていると、単価を気にする事無く消費出来るのは有り難い。

茶話会への持参品も、我が家では泥臭い品々ばかり。しかしながらこれが結構好評で、リクエストに応じきれないほど。やはり無農薬栽培に近いのと、取り立て出来たての新鮮さが評価されるようだ。栽培者にとっては何でも無い品々だが、好評で喜んで貰うのは、悪い気はしない。リクエストが一番高いのは、やはりサツマイモ。大阪マダムの好物は、イモ・タコ・ナンキン・・・・・と言われるが、無論筆頭に位置するのはイモつまりサツマイモなのだ。こればかりはシーズンオフで、ご期待に添えないが。

寒波が続く農園だが、昼下がりの時間帯で太陽が出ているとソコソコ暖かい。風が無いときは儲けもの、せっせと収穫を果たして、山の神殿のご機嫌を確保しましょうかな。あれこれ口上を並べるよりも現物野菜を届ける方が・・・・・・・・。

 

 

 

 

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残留ジャガの掘り出し

2023年12月25日 05時28分26秒 | 耕作放棄地

今は「秋ジャガ」の収穫期である。9月頃に植え込んだ秋ジャガを、ボチボチと掘りだしている頃だ。実は子狸は秋ジャガを栽培していない。不覚を取って種芋の入手に失敗し、栽培できなかった。それが何でジャガイモの話を・・・・・・となってくるが、悲喜こもごも、いろんな事情がありまして。裏話を披露すると、「春ジャガ」の残り物が地中に残っていて、秋になって種芋代わりに発芽したらしい。現場は春ジャガの掘り出し、その後サツマイモの掘り出し、と二度もの騒乱に襲われたのに無事に生き残った模様だ。

彼方此方に、飛び飛びながら青い茎が生存している。正規の種芋では無いので期待は出来ないが、某かのイモは可能性があると思える。気を引き締めて掘り出すことに。数カ所掘ってみたが予想どおりで、小粒なジャガイモが数個づつ。それでも秋ジャガは植え込んでないので貴重な収穫物だ。聞くところでは長老も同様事情らしく、本日該当のジャガを掘りだしたところだとか。似たもの同士の栽培者のようだ。

各畝を回って該当の品を全部掘りだしてみた。小粒ながら立派なジャガイモ、中には数個のサツマイモも存在した。画像でご確認戴きたいが、全部でバケツ一杯ほどの収穫物が。棚からぼた餅・・・・・との言葉があるが、まさにしかりで、大きなクリスマスプレゼントとなった。予期せぬ収穫物、正月休みはジャガイモの蒸かしや煮物で熱燗の一杯などのご褒美を。

ジャガイモやサツマイモは手の掛からぬ栽培物だ。植栽すれば、後は程よい草抜き位で左程の手間は掛からない。体力が落ち込んで農作業控えめの栽培者にとっては有り難い産物、新年も重点的に栽培しようと思っている。ジャガイモ、サツマイモ、タマネギ、の三者が御三家だろうか。

秋ジャガもだが、メインの「春ジャガ」の栽培が間もなくだ。正月明けには種芋の販売開始、子狸のような失敗は為さらぬように。早ければ2月中旬には植え込み開始となる。収穫予想は6月頃、サツマイモの植栽と入れ替わりだ。

 

 

 

 

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子狸のダイコン畑

2023年12月24日 05時05分30秒 | 耕作放棄地

冬野菜の代表選手みたいなのが「ダイコン」であろう。無論、子狸も栽培している。品種は青首ダイコン、専らこの品種限定での栽培だ。各位、お好みはあるかと思うが、食味やサイズ感で青首が概ね気に入っている。今年も大量に植え込んだ。9月の初旬頃に種蒔きし、現在収穫期に入ったところだ。画像でご確認戴きたいが、子狸のダイコン畑である、かなりの過密状態であるのがお解りかと。実は意図してやっている栽培手法で、通常はもっと間隔を開け、株間に日照や通風が通るように工夫する。

意図とは何ぞや・・・・・・となるだろうが、サイズ感の調整である。ダイコンは大半水分で、大きく立派になりやすい。それは良いのだが使用に当たっては全部を使い切れず、残り部分が生じやすい。我が家ではこの調整が苦手で、1回限リの使い切りタイプが好ましい。つまり程々のサイズ感を求めているのだ。

従ってダイコンにとって快適な環境よりも少し窮屈めを求め、いわゆる「密植栽培」の手法採用に到ってる次第だ。種蒔きは碁盤状だが、間隔が控えめだ。従って成長するとお隣同士がぶつかり合うような状況も。結果、栽培が抑制されて程よいサイズにしか成長出来ない仕組みだ。我が家にとってはベターな手法だが、難点はご近所のマダム衆に提供するときやや貧相なこと。何もかもがベターな方法論は無いようだ。

今回も4~5本のダイコンを収穫した。マダム衆に年末用として提供しようかと。画像でもお解りだろうが、成長抑制の過密栽培で、大小不揃いの成長具合でしょう。本来なら同時の種蒔きなので、サイズはほぼ同一であるべきなのだが。

それにしてもダイコンは便利な野菜だ。ご婦人方に1本ずつの提供としても様になってくれる。葉物野菜だとそうは如何ないだろう。おでんに採用すると一番美味しい具材だとの評価もある。その一言で、再度掘り出そうかなとの意欲も。真冬の厳しい寒さだが、熱々のおでんをしっかりと堪能してもらいましょうか。

 

 

 

 

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路線バスの消滅

2023年12月23日 05時17分59秒 | 余話

当地はバスがメインの交通手段である。電車である「近鉄南大阪線」が南北に走っており、駅前から各地へとバスが通じている。従って、通勤・通学・買い物等はバスに依存しており、地元のバス会社である「金剛バス」が運行を担ってきた。凡そ100年の歴史を誇る、地元密着型の会社だったのだ。子狸も金剛山登山で何度かお世話になったが、雪山登山のシーズン時などてんこ盛りの乗客だった。それがマイカー時代の幕開け、一家に1台~数台の車保有となると、乗客が激減するのは致し方無いのかなと。苦心して運営されてきた模様だが、運転手不足という事情もあって,終焉期となってしまったようだ。

メインとなるのは富田林駅前からの路線、千早赤阪村の各地へも金剛山へも此処から発着している。金剛山へは河内長野駅前からの南海バスに委ねるとしても、村内各所へは金剛バスのみが頼りだったのだ。それが12月20日でもって会社解散・運行停止だとか。村民の足は断たれた訳で、マイカーに頼れない層は交通難民かなと。無論、金剛バスも行政も放置していたのでは無く、運行継続を模索して引き受け会社を探していたようだ。幸いにして2社が継承してくれる模様で、とりあえずはホッとしている。但し、一部路線の廃止や便数の減少或いは料金値上げ等も考えられ、安心は出来ないようだ。

人口減少が劇的に進行している現在、全国各地で同様事態が発生する可能性は極めて高い。つまりマイカーに依存出来ない世帯は生活自体が不能となってくる。マイカーに頼れても当分の間だろう、待ち構えるのは高齢化・少子化の現象、何時まで持つのやら。住民世帯を中心部の一箇所に集めて・・・・・・・という、いわゆる「コンパクトシティ」の模索もあったようだが利害の調整が困難だろう。里山地帯の住民は人間からイノシシやアライグマへと変貌するのだろうか。彼らが税を払ってコミュニティーを形成してくれるのなら、それも有りかと。

冗談はともかく、金剛バスの消滅は近未来を象徴しているようで何とも不気味だ。それで無くとも気象異変とも呼べるような現象も続いている。昨日・今日あたりは歴史的な豪雪だとか。地球全体の平均気温の上昇が原因と言われているが。真偽の程は不明だが、異変が生じているのは事実だろう。人類はいつまで生き残ることが可能か・・・・・・そんな議論も必要な時代なのかも知れない。

地方の小さな私企業の存廃、大きな問題提起を行った模様だ。ご覧の皆様方はどのような論考を展開されるのだろうか。

 

 

 

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