夏野菜の代表でもあり子狸の好物でもあるトマト。何時までも畑に残しておきたい気持ちはあるが、なんぼ何でも10月間近とあってはまずいだろう。そんな状況判断で、遅まきながらトマト畑の解体撤去に従事することに。実りの時期はとっくに終わり、残骸とヤブとが耕地の一角を占めている。茎などはとっくに枯れ果て、大きめなのが多少残ってる程度、大半はヤブと化している。何故にこんな遅くまで・・・・・との疑問をお持ちだろうが、結論的に表現すると夏の暑さにかまけて後送りしてきたのだ。無精な故でもあるだろう。
まずもって何枚かの画像をご覧願いたい。荒れ果てた原野と言ったら近いだろうか。手が届いていない状況が一目瞭然かと。7月が収穫期だったが、野鳥との争奪戦を繰り返しながらも某かの実りを頂戴した。ヤブに隠れたトマトの実は野鳥にも発見しにくいようで、ネット環境で無くとも収穫可能だったのだ。
青々とした若葉の効果もあって、野鳥対策は十分かと思えた。そうした時期も過ぎ、枯れ果てた茎が数本残るだけで、大半は劣化して溶けてしまったようだ。従って解体撤去と言っても、トマト自体では無く基礎となる支柱やポールが対象となる。竹の支柱も経年劣化でかなり傷んでおり、そろそろ交換のタイミングを迎えている。まあ、冬場の農閑期の仕事かな。
ヤブの中にイスを持ち込んでの座り込み作業。何時ものスタイルだ。まずもって支柱を固定しているビニールロープの撤去から。これは何回でも再利用が可能だ。ポールとトマト茎とを結びつけていたビニールヒモは残さず回収する。残骸が残ると刈払機作業に支障をきたすのだ。
支柱とポールや茎との結束を解消すると後は楽になる。資材の搬送・保管と後処理の雑草の刈り取り、それに耕耘作業と続いていく。トマト畑の跡地に今すぐ植え込む予定は無いので、時間的にはゆっくり作業すれば良い。