木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ジャガイモ栽培第2陣

2024年04月30日 05時07分41秒 | 耕作放棄地

ジャガイモ栽培ですったもんだしている事はご存じかと思う。簡単に振り返ると、2月末第1陣の種芋植え込み、3月末確認。発芽不能と錯覚して第2陣の植え込みを開始、その後第1陣のジャガイモが無事発芽している事を確認。現在に到る。結果、第1陣と第2陣とが1ヶ月差で並行栽培中なのだ。想定外の事態で驚いているのだが、継続するしか無いだろう。

第2陣のジャガイモも埋設1ヶ月を経過し、茎葉もそれなりに大きくなって来た。要求されるのが「芽欠き作業」と「土寄せ作業」の2種類の作業だ。ジャガイモ栽培の定番手法で、通常は1~2回を繰り返す。茎葉は1株につき7~8本発芽している。これを2~3本程度に減少させるのが「芽欠き作業」だ。そのまま放置すると小さなジャガイモしか実らない。「土寄せ作業」は名称どおりで、株の根元に土を寄せて、ジャガイモが土から飛び出すのを防止することである。飛び出したままだと芋が緑化し有害物質が発生すると言われている。

第1陣のジャガイモについては既に対処済みだが、第2陣のジャガイモについても同様対策を行う事に。数量が少ないので、短時間で完了した。画像は対処後の現況である。一寸スッキリした印象ではないだろうか。5月中にもう1回はチェックが必要だろう。収穫予想は第1陣が6月の初旬位第2陣は1ヶ月遅れ程度かな。

ジャガイモ収穫後の跡地はサツマイモの栽培を予定している。時間的にダブってくるのだが、要はサツマイモ苗の入手次第。最悪のパターンでも6月中なら何とかサツマイモ苗の入手は可能だろうと踏んでいるのだが。例によって例の如く、今年も「百姓候補生」氏の懇意とする個人種苗店に依頼しようかと考えている。経験則から考慮すると、野菜類の苗は大型店よりも個人種苗店の方が優秀なような気がしている。個人的な印象かも知れないが、良い苗の存在は個人種苗店に多いような気が。

 

 

 

 

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ニンニクの花芽摘み

2024年04月29日 05時05分49秒 | 耕作放棄地

ニンニクを栽培している。そう多くは無いのだが、定番の栽培品だ。春が到来すると茎葉も大きくなり、茎の中央部から円柱形の新芽が飛び出してくることも。一般に「花芽」と呼ばれ、油炒め等で賞味される野菜でもある。お好みな方々は調理に忙しい時期でもあるだろう。子狸は賞味の経験は無いが、調理用はともかく放置するとニンニクの栽培に悪影響を起こしかねない。其処で出現したら撤去するのが望ましいでしょう。

画像でご確認戴きたいが、茎の丁度中央部から新芽が伸びてきます。他の茎葉と違って形状が円柱形であるので、直ぐに判別出来るでしょう。放置したままだと栄養分が花芽に取られ、球根が大きくなれないようです。時期的には、概ね連休前後の頃、発見されたら早急に撤去されるのが好ましいでしょう。

子狸も畑を散策してて花芽に気付きました。早速、撤去作業に着手、抜き取った物が画像の如しです。個人的には調理の習慣が無いので処分しますが、お好みな方は夕食の一品にでも。

ニンニクの収穫期は6月頃、あと1ヶ月一寸ですね。上述の「花芽摘み」を行わないで放置すると、茎葉が枯れたり球が大きくなれなかったりの弊害が出るようです。もうしばらくの待機ですので、花芽を摘みながら気長に待ちましょう。

 

 

 

 

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手強き者

2024年04月28日 05時18分16秒 | 耕作放棄地

黙して語らず・・・・・では無い、本当に知らないのだ。何を寝とぼけてと思われるかも知らないが、図鑑に当たってもネットで検索しても不明なのだ。しかもやっかいな事に大量発生と来ている。画像を数枚載せておくので,ご存じであればご教示の程を、よろしくお願いします。噂の主は畑の雑草、小さくてかそぼき存在だが、繁殖力が強く短期間で畑全面を占拠するほど。どうやら地下茎で増殖する模様で、引き抜いても茎のみで地下茎は出てこない。「長老」の見解によると、地下30センチ位を横に蔓延っているとか何とか。従って撤去しようと思えば地下茎を掘り起こす必要がある。

通常の雑草なら根を掘っても数センチ、簡単に撤去可能だ。しかしながらこやつは根深い。しかも断片が残るとそこから増殖するようで、撤去には完全な除去が望まれる。事実上、完全撤去は不可能に近いだろう。しかも存在が大量と来ている。

「大御所」も日々ぼやいている。何とも邪魔な存在なのだ。本式に対処しようと思えば、イスを持ち出し座り込んで穴を掘るぐらいの覚悟が要求される。無論、トラクターやミニ耕耘機を走らせてもかき回すだけ、撤去には到らない。逆に未知の空白地に広がるだけなのかも。除草剤の使用という禁じ手もあるが、困難でも頼りたくない手法だ。

せめて名称が解ってくれたら、生育条件や天敵の存在或いは対処方法等の一端も掴めるのでは無かろうか。現在のところ、名称不明で対処方法の探索にも手を灼いている状態だ。やぶがらし・・・・・との仲間の声もあったが、画像確認の結果、同一種とは思えなかった。

 

 

 

 

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夏野菜の定植ー第2陣

2024年04月27日 05時15分11秒 | 耕作放棄地

ゴールデンタイムの連休が近づいた。夏野菜の植え込みに鋭意集中かと思われるが、一歩先んじよう。連休前に植え込んでしまおうとの魂胆、さて吉なるか凶なるか。先般トマトの定植は行ったので、第2陣としてナス・ピーマンを植栽しようかと思う。手法は苗の定植だ。実生苗の購入に走るのは何時もの如し、苗の選別についてはトマト苗の記事でご確認を。購入したのは、実生苗各8本ずつの計16本、総額1200円也であった。

種蒔きが早かったのか茎丈は少々大きめだ。定植を狙うには小振りな方が望ましいのだが、選択の余地は無い。店頭の陳列からよさげな苗を選択する。各8本ずつだから短時間で完了、車に積み込んで農園を目指す。気温も20度超えなのか、少々蒸し暑い。エアコンを付ける程ではないが、窓全開で走ることに。小さな峠越えの山道ルートに入って漸く安堵する。

定植予定地は既にスタンバイ状態なので、小穴を掘って埋め込むだけだ。16本の定植など短時間でOK、アッという間もなく完了した。ナス・ピーマンの植え込みが終わってナス科野菜の定植は終了だ。キュウリやゴーヤ或いはカボチャ等の夏野菜もあるが、それは別物、やはり夏野菜の定番はナス科に属する野菜達でしょう。ナス科の植栽が終われば夏野菜対策は終了みたいなものでしょう。

本日のメインイベントであるナス・ピーマンの定植が終わって、昼まで1時間強が使えそう。時間配分を考える。凡そ45分程を草抜きに、20分程をスナップエンドウの収穫に割り当てる。草抜きはニンニク畑の雑草抜きだ。先般、途中までの作業で中ぶらりん状態、何とか完成させたい。スナップエンドウの収穫は大御所に提供用だ。気付かなかったが、何時の間にか作業中のようで、確か彼はスナップを栽培してなかったはず。ブルーシートの御礼も必要ありやかと。

 

 

 

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楠公祭

2024年04月26日 05時16分52秒 | 耕作放棄地

千早赤阪村は大阪で唯一の村、それはまあ良いのだが、この小さな村の巨人が楠公さん(楠木正成)だ。太平記等でご存じかと思うが、鎌倉時代末期に後醍醐天皇に殉じて幕府軍と戦った武将である。武運に恵まれず、湊川の合戦で討ち死にとなったが、生まれ在所は千早赤阪村の水分(道の駅ちはやあかさか付近)と伝承されており、村人にとっては永遠のヒーローだ。誕生と生き様とに敬意を表して毎年4月25日に「楠公祭」が生誕地と伝えられる地で開催される。

今年も天候に恵まれ、午前10時に開催、粛々として神事は進んでいく。神事は楠公生誕地と記された石碑の周囲で行われ、現場は生け垣で囲われ、周囲からは覗えない。従って画像は限定された場面のみである事をお断りしておきたい。部外者がウロチョロして神事の雰囲気を壊すわけには行かないだろう。

部分的に生け垣から外へ出られ、参列者と相対行為を取られることも。まず最初は巫女さんのお祓いのような行為で、直前に行われた神楽舞いの延長みたいな模様だ。神道用語が解らないので何と表現したら良いのか、申し訳無い。実はその前の神楽舞いを見たかったのだが、生け垣の故か覗き見できなかった。

神道行事と言えば、玉串の奉納が定例パターンであろう。参列者全員ともいかないので、団体ごとに代表者のみが奉納するシステムだ。呼び出された代表者は神職から玉串を受け取り、拝礼の後テーブルに並べていく。玉串とは神社庁の解説によると、神様に敬意を表し且つ神威を受けるために祈念を込めて献げるもの・・・・・・・・のようです。

最後のトリを締めくくるのは何時も園児達、近くの保育園の年長組のようだ。決まって和太鼓の演奏と、青葉茂れる桜井の・・・・・・・で始まる「桜井の決別」の大合唱だ。曲の背景等については流石に存じないかと思うが、雰囲気の一端は伝わっているのかも。

 

 

 

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