木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ゴーヤは成長中

2024年06月30日 05時28分53秒 | 耕作放棄地

ゴーヤの栽培をも行っている。ご存じのようにゴーヤは高温多湿な環境を好む野菜だ。梅雨時の今時分など最適な環境であろう。気温は30度近く、湿度も高い。ゴーヤが成長意欲満々なのは当然かも・・・・・ですね。子狸はゴーヤとキュウリを混載で栽培中なのだが、ゴーヤの方が勢いが強いようだ。キュウリの方は若干押され気味、ネットの取り合いも歩が悪いようだ。持って生まれた生命力の差かもしれないが、気の毒にも思う。従ってネット面の占有面積は圧倒的にゴーヤの方が優勢だ。

推測だが、ゴーヤは25度ラインを越えてから勢いづくようだ。発芽してなかった種子も、何時の間にか芽吹いている。最適環境とも言える梅雨時が発育を助けてくれるのだろう。多少、肥料の散布を行う程度で特別な手当は加えていない。つまり、時期を待つのが一番の栽培手法なのかも。一例だがゴーヤの種蒔きを4月頃(夏野菜植栽期)にやっても当地ではまず発芽しないのだ。

ゴーヤの栽培環境はエンドウのネット環境を流用した物、マメ科とウリ科との相違だから連作障害には当たらないだろう。この地は昨年もゴーヤを栽培した場所だが、エンドウの栽培で中和されたのか大きな影響は無いようだ。同科の野菜は連続して栽培しないように注意しているが、耕地の都合で重なる事例もあり得る・・・・・痛いところだが止むを得ないと割り切っている。

画像でご確認戴きたいが、連続栽培の弊害といった現象は格別見当たらないでしょう。昨年のゴーヤ栽培から今年のゴーヤ栽培の間にエンドウ栽培を半年間ほど挟んでいるので、或いは土壌の改造が為されたのかも知れませんね。そうであって欲しいと願っているのですが、どうでしょうか。

さて肝心の成果物ですが、チャンプルとして活用し夏バテ防止を図ると共に、ゴーヤ茶の素材ともしています。あっさりとした癖の無い味で、冷まして携行したら熱中症予防にも役立つかも。水分補給の一助となってくれますよ。

 

 

 

 

 

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大御所のズイキ畑

2024年06月29日 05時05分42秒 | 耕作放棄地

大御所はイモ栽培と名乗ってはいるが、正確にはズイキの栽培である。ズイキは主として茎を食する野菜だが、中にはイモの部分をも食べれるものがあるようで、彼の栽培品はそうした事例だ。つまり、彼の場合イモ栽培を目玉としてズイキ栽培を行っている。「イモ掘り体験」なるイベントを開催して観光客を呼び込んでいるのも、ズイキのイモあるが故の話だろう。従って彼の畑ではズイキが大きな面積を占めている。イベント開催にはそれなりの分量が必要なのだ。

ズイキを含めたサトイモ栽培はそれなりの日数を要する.春先に種芋を植え込み、収穫は秋の頃、従って彼のイベントも赤とんぼの飛来と共にだ。今頃は主役たるズイキの成長期、肥料分を吸収して茎が大きくなっていく時期なのだ。妨害するのは雑草たち、ズイキと雑草とで肥料分の取り合いとなってくる。栽培者の役割は明確、雑草の除去だ。

梅雨時とあって雨の日が多い。雨の隙間を狙っての除去作業だが。彼の出動は控えめだ。体調不良というか、足が痛いとの訴え。取り立てて事故等があったわけでも無いが、経年劣化と言えば失礼だろうか。子狸もそうだが加齢と共に彼方此方に不具合が生じてくるものである。彼の場合、それが足の部分だったのだろう。

彼のイモ畑を覗き込むと、雑草とズイキとが共存状態だ。除去作業に邁進できていない模様。上述したように、この時期雑草が伸び放題ともなりかねない。随時、対処しなければならないのだが、足の痛みに耐えかねて・・・・・・・・だろうな。代わってやる体力も無いのが残念だが、見守るしか無いようだ。

大御所も子狸同様で農作業はイス使用派だ。つまりイスに座りつつしか作業が困難で、他人様よりは時間が余分に掛かる。必然的に長期戦となりやすく、早めの対処が望まれる。お天気も悪いので体調不良で無くとも出動は困難だが、来週は梅雨の中休みとか。大御所も出動可能な状態であることを願っているのだが。

 

 

 

 

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サツマイモ活着か

2024年06月28日 05時34分15秒 | 耕作放棄地

サツマイモを植え込んでかれこれ1週間ほどになる。経過はどうなんやと覗き込んだら、苗はすっくと仁王立ち{?)していた。どうやら無事に活着できた模様だ。植え込んで1時間もすると萎れたような印象だったが、活着の故か茎も葉も元気そうに見える.有り難いことである。やはり植栽後の数日の雨が効いてくれたようだ。梅雨シーズンの有り難いところで、程よく大地を湿らせてくれる。サツマイモは乾燥に強い野菜だが、定植直後の幼少期は叉別物なのだ。

植え込んだ苗はベニハルカとベニアズマ、合計で70本余り、ザクッと見回ってみたが欠損状態の物は無かった。植え込んだ全部が活着した模様だ。収穫予想は9月末位と見込んでいるが、その間は草抜きに追いまくられるだろう。叉、イモのツル返しも1~2度は実施せねばなるまい。炎天下の作業となってくるので、熱中症の危険性が見込まれるが、予防しつつ対処する覚悟だ。

画像でもお解りのように、現状では取り立てて草抜きの必要性は見られ無い。植え込んだ初期の状態のため、準備段階の対応が効いているのだろう。本格的な梅雨シーズン到来と共に、急激な雑草の成長が予感される。サツマイモ栽培とは雑草との戦い・・・・・・とも言えるかもですね。

長老のサツマイモ畑とは凡そ1ヶ月の時差がある。彼のサツマイモはとうに活着は済ませ、茎葉の成長期に入ったようだ。地中ではイモの発育も始まっているのだろう。遅まきながら彼の道程を追いかけるつもりだ。サツマイモは手が掛からぬ野菜、ツル返しさえ忘れなければ放任栽培でも収穫は可能だ。例の農業ガールズのお二人もサツマイモを植え込んでおられたが、ツル返しの作業はご存じだろうか、お忘れの無きように。

それにしてもサツマイモの幼苗、何とも可愛らしい存在だ。これが時の経過と共に、手に負え無いような茎の大軍団に変身する。上述のツル返しも茎の大きさで左右されるようになりますので、早めの対処が望ましいでしょうね。

 

 

 

 

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ホタルブクロに寄せて

2024年06月27日 05時19分10秒 | 耕作放棄地

梅雨時になると決まって畦や路傍を探し回る。野草の中でもとりわけ心惹かれるのが「ホタルブクロ」、花色は白・紫・ピンクと数色あるようだが、当地ではほぼ白色のみだ。釣り鐘状の形をした小さな花で、何でも中にホタルが入り込み宿代わりに利用するとか何とか・・・・・・真偽の程は定かではありませんので念のため。

今年もどうやらシーズンに入ったようだ。農園回りの土手にも良く咲いていたが、草刈りの徹底の故か最近はトンと見かけ無い。草刈りの充実を、喜んで良いのやらどうやら。其処で通勤経路で探してみた。小さな峠越えで農園へと通っているのだが、峠の少し下側の路傍にぎょうさん咲いているのを発見した。注目する人は無く、車は急ぎ足で通り過ぎるのみ。大半の方々には無縁の産物のようだ。

路肩に車を止めしばしの撮影タイム、白色一色なので華やかさは無いが、水気を帯びてどことなく清楚な佇まいを醸し出している。携行しているのがコンデジなので画質の程は期待できないが、記録として画像に留めておく。ホタルはともかくとして、せめて蜂でも飛来してくれたらと期待するが無理なようだ。花と蜂との2ショットが撮れれば映えるのだが。

ホタルブクロは日当たりの良い場所を好む多年草。多くは林縁などで見掛けるが、上述のように畦際でも咲き誇ることがある。私宅付近でもそうした事例で、道路際の一寸した隙間に群生している。今年は未だ訪問してないが、近々立ち寄りたい。ちなみに私宅界隈は山の中の小さな住宅地、雑木林を切り開いた地形だ。標高は少し高めで、東南海地震が発生しても津波の心配はほぼ無いようだ。

ホタルブクロを撮影していたら、ドクダミの花も咲き誇っていた。こちらは薬草で、幼少期の頃は良く血止めの薬として利用していた。近年は薬草と言うより野草茶の素材として利用されるようだ。ちなみに我が家で飲用している野草茶にもドクダミが含まれている、効能の程は不明だが。

 

 

 

 

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マクワウリ畑の現状

2024年06月26日 05時14分40秒 | 耕作放棄地

たった4本だけだが、マクワウリを植え込んで2ヶ月半ほどになる。多少は「ウリバエ」にやられたのか虫食い穴が散見されるが、大きなダメージは無い。やはり初期のビニールキャップが効いてくれたものと思える。さて2ヶ月半経過後の現状だが、茎も伸び小さな花も咲き出した。流石に実を付けるまでは行ってないが、そう遠くは無いかと思う。マクワウリも他の夏野菜と同様で、7月中旬位が最盛期なのだ。

茎の長さだが、長短あるが長いものだと2メートル近くになる。マクワウリの特徴なのか、四方八方へと広がり足の置き場に難儀する。此処もカボチャ畑と同様で、雑草伸びまくりのマクワウリ畑、実は理由がありまして。木の葉を隠すには森に隠せ・・・・・・確か犯罪心理としてこんな原則が理解されているが、然りであろう。マクワウリを獣害から防御するには藪の中に隠すのも作戦の内なのだ。

通常だと害獣や害鳥から農作物を守るにはネット類で囲う手法が取られる。しかしながら相手がアライグマだとその手は通じない。敵方の方が一枚上手、簡単に隙間を付いて侵入してくる。従って子狸はムダな抵抗はしない。獲物たるマクワウリを其処らに転がして藪の中に埋もれ指す作戦なのだ。無論、見つかったら全滅状態。半分は博打みたいなものだろうか。

昨年はうまくいった。都合数十個実ったかと思うが、直接襲撃された物は無かった。隠れ蓑作戦が効いたのかどうかは不明だが、結果オーライで評価しても良いかなと。

今年のマクワウリもうまく実ってくれたらと期待を掛けている。甘すぎない程よい甘味のマクワウリ、好みの野菜だ。何よりも緑の農園に真っ黄色のマクワウリが何とも色鮮やかで、食欲をそそってくる。夏場の朝食のデザート代わりには打って付けかと。

 

 

 

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