ライブドアブログ「帆人の古代史メモ」に「114 『和をもって貴し』は『倭をもって貴し』である」の図7を修正しました。http://blog.livedoor.jp/hohito
倭語論・倭人ルーツ論に関わる重要な論点の図7の古日本語の「あ、い、う、いえ、いお」5母音が、琉球では「あ、い、う、い、う」、本土では「あ、い、う、え、お」になったとした最後の文字などが、コピーの際に欠けていました。ワード図のコピー作業は油断できません。
これまで、琉球弁は本土弁が変化した方言とされてきましたが、私は共通の古日本語から、琉球弁と本土弁に分かれたと考えてきており、今回、チベット東部からきたとされる雲南省などの「イ(夷・倭)族」が「a、 i、 u、 e、ie、 o、uo」母音であることに気付き、雲南の「イ(夷・倭)族」と日本列島の「委奴族・倭族」が共通のルーツを持つことに確信を持っています。
<元図>
<修正図>
本ブログのスサノオ・大国主建国論としても、古事記に書かれたスサノオ5代目の淤美豆奴(おみずぬ)は『出雲国風土記』では八束水臣津野(やつかみずおみつの)と書かれ、「奴(ぬ)=野(の)」であり、神魂神社(かもすじんじゃ)や神魂命(かもすのみこと:出雲国風土記)、神主(かむぬし:記紀)や神倭伊波礼毘古(かむやまといわれびこ:古事記)などから「神(かみ=かも=かも)」であるなど、古日本語の母音を伝えていることに注目して分析していただきたいと考えます。―はてなブログ「縄文ノート37 『神』についての考察」、本ブログ「倭語論15 古日本語は『3母音』か『5母音』」か?」(200216)参照
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