今日は、お久し振りの友達を誘って、
に行きました。
彼女の次女ちゃんが、自閉ちゃんです。
そんなこともあり、彼女とは子どものことで色んなお話が出来る、ワタクシにとって
貴重な存在で、心の友なのでした
しながら、コナンのこと、次女ちゃんのことを、2人で面白おかしく
近況報告しあいました。
ひとしきり、おしゃべりが済んだところで、彼女が口を開きました。
『私なぁ。この間まで入院しててん。』
「どっか、悪いのん?」
『不治の病なんやって~』
「それって、病名、聞いてもいい?」
『聞いたら、引くで』
「引かへんわ。もし、言えるんやったら、教えてよ」
彼女から病名を聞かされたワタクシは黙ってしまいました
引いてしまったのではありません。彼女のこれからを考えたら、どう言葉掛けしたら良いか
分からなかったのです。
「それって、○○やんな。・・・・・ごめん
掛けるコトバが見つからへん
」
彼女の病気は、運動機能が段々低下していく病気で、おそらく、来年当たりは
車いすの生活になるから、こうやって遊べるのは、今年いっぱいやと思う、と言われました。
また、秋になったら入院するのだとか・・・。
2人の娘にまだ病気のことを話していないので、いつ、どのように話すか迷っている、と
彼女は言いました。
ましてや、次女ちゃんに、自分の病気のことをどうしたら理解してもらえるか
悩みの種や~とも言っていました。
『カラダが言うことを聞かなくなる前に、子供たちに、自分のことは自分で出来るように
させないとなぁ・・・。
次女のこともあるし、長女におんぶに抱っこにならへんとえぇねんけど・・・』
「次女ちゃんのことで、手を貸せることがあったら、言うてや。
事情を知ってる、ましてやコナンの相手をしている私になら、他の人より頼みやすいやろ?」
そう言うのがやっとでした・・・。
『あんまり、自分の病気のこと、実感できてへんのよ』
彼女のお母さんはガンが見つかったのですが、全身に転移していることが分かって
現在、治療中。
お姑さんは、痴呆がひどくなり、入院中。
自分のことばかりにかまけていられない状態なのです
本当になんとコトバを掛けたら良いのか・・・。
ただただ、黙って、彼女の話を聞いていました。
『私、健康には人一倍、気を使っててんけどなぁ。
それでも、こういうコトになってしまうねんなぁ・・・。』
ワタクシも、彼女が健康に気を付けているのは知っていました。
ワタクシなんて、なぁ~んにも気にせず、怠惰な生活を送っていると言うのに・・・。
「そうそう
健康に気を付ける、で思い出したわ。」
と、頂き物の、健康補助食品を彼女に渡しました。
うちは結構、健康補助食品のいただきものが多く、ワタクシ、全く興味がないので
会う度に、全て彼女に貰ってもらっていたのです。
病気の話の後に、こんな気休めを渡すのもどうかしら?と思いつつ
彼女に受けとってもらいました。
一通り、病気の話を聞いた後は、いつもの近況報告に戻り、たわいない話を笑いながら話しました。
そして、時間が来て、ワタクシたちはさよならしました
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次に彼女に会える日はいつかしら?
もしかしたら、入院しちゃって会えなくなるかも
そんな辛いこと、考えたくもありません
ただただ、ワタクシは願うのみ・・・
彼女が少しでも長く、家族と楽しい時間を送ってくれることを・・・。
長くなるであろう、闘病生活を乗り切ってくれることを・・・。
そして、願うしかない自分に、またまた無力さを覚えるのでした。
友よ・・・。長生きしておくれ
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彼女の次女ちゃんが、自閉ちゃんです。
そんなこともあり、彼女とは子どものことで色んなお話が出来る、ワタクシにとって
貴重な存在で、心の友なのでした
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近況報告しあいました。
ひとしきり、おしゃべりが済んだところで、彼女が口を開きました。
『私なぁ。この間まで入院しててん。』
「どっか、悪いのん?」
『不治の病なんやって~』
「それって、病名、聞いてもいい?」
『聞いたら、引くで』
「引かへんわ。もし、言えるんやったら、教えてよ」
彼女から病名を聞かされたワタクシは黙ってしまいました
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引いてしまったのではありません。彼女のこれからを考えたら、どう言葉掛けしたら良いか
分からなかったのです。
「それって、○○やんな。・・・・・ごめん
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彼女の病気は、運動機能が段々低下していく病気で、おそらく、来年当たりは
車いすの生活になるから、こうやって遊べるのは、今年いっぱいやと思う、と言われました。
また、秋になったら入院するのだとか・・・。
2人の娘にまだ病気のことを話していないので、いつ、どのように話すか迷っている、と
彼女は言いました。
ましてや、次女ちゃんに、自分の病気のことをどうしたら理解してもらえるか
悩みの種や~とも言っていました。
『カラダが言うことを聞かなくなる前に、子供たちに、自分のことは自分で出来るように
させないとなぁ・・・。
次女のこともあるし、長女におんぶに抱っこにならへんとえぇねんけど・・・』
「次女ちゃんのことで、手を貸せることがあったら、言うてや。
事情を知ってる、ましてやコナンの相手をしている私になら、他の人より頼みやすいやろ?」
そう言うのがやっとでした・・・。
『あんまり、自分の病気のこと、実感できてへんのよ』
彼女のお母さんはガンが見つかったのですが、全身に転移していることが分かって
現在、治療中。
お姑さんは、痴呆がひどくなり、入院中。
自分のことばかりにかまけていられない状態なのです
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本当になんとコトバを掛けたら良いのか・・・。
ただただ、黙って、彼女の話を聞いていました。
『私、健康には人一倍、気を使っててんけどなぁ。
それでも、こういうコトになってしまうねんなぁ・・・。』
ワタクシも、彼女が健康に気を付けているのは知っていました。
ワタクシなんて、なぁ~んにも気にせず、怠惰な生活を送っていると言うのに・・・。
「そうそう
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と、頂き物の、健康補助食品を彼女に渡しました。
うちは結構、健康補助食品のいただきものが多く、ワタクシ、全く興味がないので
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会う度に、全て彼女に貰ってもらっていたのです。
病気の話の後に、こんな気休めを渡すのもどうかしら?と思いつつ
彼女に受けとってもらいました。
一通り、病気の話を聞いた後は、いつもの近況報告に戻り、たわいない話を笑いながら話しました。
そして、時間が来て、ワタクシたちはさよならしました
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次に彼女に会える日はいつかしら?
もしかしたら、入院しちゃって会えなくなるかも
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そんな辛いこと、考えたくもありません
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ただただ、ワタクシは願うのみ・・・
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彼女が少しでも長く、家族と楽しい時間を送ってくれることを・・・。
長くなるであろう、闘病生活を乗り切ってくれることを・・・。
そして、願うしかない自分に、またまた無力さを覚えるのでした。
友よ・・・。長生きしておくれ
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