☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
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地域で子どもを育てる

2009年10月22日 | コナン
今日は、病院で定期的に行われている保護者向けグループカウンセリングに参加してきました。
2度目の参加になります。

事前に、最近の子どもの様子などを書いた簡単なレポートを提出します。
そこには、今回のカウンセリングで質問や相談したいことを書くのですが、
今回は特に相談したいこともなかったので、「特にありません。」と書いて提出しました。

今回は、お子さんがいじめに遭っている、というお母さんのお話がメインとなりました。
小3の自閉ちゃんの男の子、集団下校の時に、荷物をいたずらされたり、蹴ったりなどされるそうです。
イヤなことは「イヤ!」だと言えないこともあり、されるがまま、なんだとか
子どもの世界ってこともあり、親として、あんまりあれこれ言わないことが良いのか?
という相談でした。
が、すでに学校に子どもがいじめに逢っている、ということを学校に伝え、
学校が介入しているそうで、親子でそのお宅に謝罪に来たそうです。
でも、その謝罪が謝りになっておらず、子も子なら、親も親って感じだったそうで・・・
いじめたコは近所でも話題に上がるくらいのやんちゃ坊主なんだとか・・・。

コナンが小2の時に、いじめられた経緯があるワタクシ、自分のケースをお話させていただきました。
コナンを蹴る現場を目撃したワタクシ、いじめっ子に対して、かなりコワ~い感じで
叱ったのですが、ご近所さんのその子、それ以来、ワタクシのことをスルーするようになりました。
それでも、ワタクシ、その子に「おはよう」「おかえり」などと会う度に話しかけました。
その子とワタクシが少しでも打ち解けられれば、コナンへのいじめる行為がなくなるかな?
と思ったからです。
声をかけても、無視状態だったのですが、半年くらい経ってやっと「おはよう
と言ったら、返事をしてくれるようになりました。

いじめの方は、どうやら、集団行動が取れない、注意しても聞かないコナンに対して
「口で言っても分からへんヤツやから、カラダに覚えこませろ
と言うことで、みんなで寄ってたかってケリを入れていたようです。
もはや、リンチに近いです

でも、子どもはみんな成長します。
低学年の時は、みんなの言っていることが分からなかったコナンも学年があがると
分かることも増え、集団行動も以前より出来るようになりました。
子どもたちも、年月をかけて、コナンがどんなコか分かるようになったみたいで
気がつけば、コナンはいじめられなくなっていました。

そんなお話をさせてもらいました。

カウンセリングの先生のお話では、自分の子がいじめられたからと言って
相手のコを排除するのではなく、地域で子どもを育てるという気持ちで
相手のコとも向き合ってほしい、とおっしゃっていました。
いじめは絶対にあってはならないけれど、いじめる側のコにも何か抱えているものがあるからです。
実際、我が子をいじめる相手に寛大になるって、なかなか難しいんですけどね

また、自分の子どものことを相手に知ってもらう、ということも必要だとおっしゃっていました。
「障碍がある」と言う言い方ではなく、「こんなことが苦手なの。フォローしてやってね。」
と、どんなことが苦手なのかイヤなのか、知ってもらうことは必要なんだそうです。

コナンもジナンもこれからもいじめられる側にも、いじめる側にもならないといいな・・・
と思いながら、話に参加していました。








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