何かのTV番組でやっていたのか、ジナンが『お母さんは親の影響、なんか受けた?』
と聞いてきました。
影響を受けた、と言って良いのか?
父は当時のほとんどのお父さんがそうであったように、仕事一筋、子育ては母に任せていました。
母はそれはそれは子育てに熱心な人で、そして、ワタクシにとてもとても
期待をしていたので、中学生になった辺りから、教育ママになっていきました。
娘に「こうあってほしい
」という強い思いがあったのでしょう。

とても厳しく育てられました。
母を知る人は「あのお母さんに育てられてよくこんなテキトーな性格になったね」と言います。
グレてもおかしくない、とよく言われました。
正直に言えば、子供の頃は母が怖くてグレたら殺されそうでグレることすらできませんでした。
自分が親になったから分かる、というか、あれはカンペキ『過干渉』でした。
母がワタクシに愛情を注いでくれたのは理解しますが、あれは本当にやりすぎでした。
当時のワタクシが強く思ったことがあります。それは・・・「あんな親にだけはなるまい
」

母を反面教師として見てきました。
がんじがらめに縛られて育ってきたワタクシの子育ては・・・放任主義
母には「子供をほったらかしすぎ
」とよく怒られました。

放任しすぎたのか、コナンはマイペース、ジナンはフリーダムに育ちました

さて、先の質問。
『親の影響を受けたか』と聞かれたワタクシは「めっちゃ束縛されて育ったから
こういう親にはなりたくないって思って、あんたたちは伸び伸びと育てたわよ。」
と言ったら、ジナン、『良かったぁ
』と喜んでいました


『オレって自由人やもんな
』

ちょっと自由に育ちすぎたわね・・・

子供に厳しかった母は、孫にはそれはそれは甘~い優しいおばあちゃんとなりました。
なんか・・・納得いきません




