メジロが庭のマユミの木にやってきます。今年はマユミの実がたくさん実りました。
天候があまり良くなかったので、果皮の色だしが悪いのではないかと思いましたが
ピンクの発色がよく、目で楽しめる色合いになってきました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
◆ メジロとマユミ ◆
根室地方に来てマユミの木を知りました。花の無くなった秋に一花咲かせるみたいな
戦略が好きです。果皮を桜の花みたいにピンクに色づかせ、熟すと果皮がかぱっと4つ
に割れます。
中から鮮烈なオレンジの実が4つに割れた果皮にぶら下がって出てきます。見た目、
美味そうに見えます。惹かれて鳥たちがやってきます。
最初に来たのはヒヨドリ。続いてハシブトガラ。集団でやってくるのはメジロです。
朝日が当たっているときに毎日やってきます。小さな声を出しながら木に潜り込む
ように枝に取りつきます。
止まると頭を低くしてマユミの実を下から覗き込み、食べごろの熟した実をつまんで
飲みこみます。どれもが熟しているわけでもなく、つまんで飲み込むと次に移動し、
1個、1個採って行きます。
素早いので、カメラに収めるのもタイミングが必要で、慣れるまでにちょっとかか
りました。滞在時間、わずか4、5分。やってきて熟した実だけ採り、たちまち
移動して行きます。
木に止まってしまうと全くの保護色。動かない、鳴かなければ、おそらく存在を
見過ごしてしまう忍者軍団です。