窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ヒシクイ、増えてきました

2023-09-16 21:16:33 | コクガン・ヒシクイ・ガン類
 8月31日に北海道内で初認されたヒシクイの群れ。
 
根室地方に集まって来ています。
 
夜はヨシ帯で休み、早朝に牧草地の方へ飛んで行きます。
 

ヘラシギとトウネン

2023-09-15 20:32:10 | シギ・チドリ
砂地の干潟にコアマモが進出。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
                             ヘラシギ
           ★ ヘラシギとトウネン 
 
アマモに比べ葉の幅が細く、短い。みっちり生えてきている。
 
そこにトウネンの群れがやってきて、しきりに食事をしている。
 
                             トウネン
 
トウネンはあまり警戒しない。じっと待っていると足元まで近づいて来る。
 
羽色の個性を見るには、もってこい。次々と個体が変わるので愉しい。
 
そんな個体を見ていると嘴が平たいトウネンもどきが現れる。
なんとヘラシギだ。
 
                              ヘラシギ
 
個体が少ないと言われるシギ。目の前にいる。
 
大きさはトウネンと変わらない。小さなシギだ。
 
                               トウネン
 
毎年来ていると思うが会う確率は低い。しかもコアマモの中で。緊張した。

オオジュリンが消えた

2023-09-12 21:08:47 | 山野の鳥
草原は黄色に変わってきた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ オオジュリンが消えた ★
 
風が吹くと倒れだした。今季はまだ残暑で暑いが、植物は穂を出し、来季の
準備を始めた。
 
子育てが終わった小鳥たちは移動して行き、目立たない。
 
いなくなった種もいる。
 
 
気配を感じないが、居残っている種がいる。オオジュリンだ。
 
水際に生えるイグサの仲間、イが生える草むらに2羽のオオジュリンが虫取り
に来ていた。
 
 
見にくい。じっと待ていると近くまでやってきた。ペアみたい。
 
黒かった頭の羽は新しい羽に生え変わり、冬羽になっている。鳴きもせず、
静かに餌を捕っている。
 
 
もうすぐ静かな渡りが始まる。

ウズラシギ、見つけた

2023-09-10 20:13:50 | シギ・チドリ
ウズラシギに最初に出会ったのは、サンゴソウが赤くなった干潟だった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ ウズラシギ、見つけた ★
 
とっても印象に残った。ヒバリシギに似ていた。でも、大きかった。
写真に撮り、帰ってから分かった。嬉しかった。
 
 
それから毎年、気に掛けて探している。
20羽ほどの群れに会ったこともある。びっくりした。
 
 
北極海に面したツンドラ地帯で繁殖する。
 
この地域に住むシギの多くを野付半島で探せる。
 
 
地味だけど北極圏シギたちが大好きなるきっかけを作ってくれたシギだ。

ガンがやってきた。ヒシクイが来る

2023-09-09 19:47:49 | コクガン・ヒシクイ・ガン類
 野付湾と風蓮湖にヒシクイが姿を見せた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
       
        ★ ガンがやってきた。ヒシクイが来る ★
 
道内では8月31日に湯沸湖で8羽が初認された。
 
長い暑い夏が渡りに影響するかと思っていたけど、例年と変わりなく姿を
見せた。
 
こちらでは多くのヒシクイが11月まで逗留して行く。