チャオは時々、狩りの成果を見せに来ました。
獲物は、すずめ・もぐら・ねずみなどです。
ご飯は貰って食べるので、食べません。
自分の腕前を見せるために、
生きたまま咥えて来て目の前に置き、自慢したいのでしょうか、
その咥え方が甘噛みなので、まだ生きています。
モグラとネズミは、口から放すと逃げますが、直ぐ捕まえてオモチャにします。
すずめを見せに来た時は、逃げられるようにかばいますと、
チャオは面食らった戸惑いの表情を浮かべていました。
狩りの仕方は、
シッポを立てて左右に揺らし、頭を地面すれすれに低く構えます。
すずめは危険を感じ、
飛び立つ所をジャンプして空中で捕まえます。
猫が鳥を捕まえる所を観る事が出来ると、その速さに感激します。
30年前ですと、猫が外に出歩くのが普通で、
家の中だけで飼うなどは、考えられない時代でした。
猫を家の中で飼えと云うようになったのは、いつの頃からでしょうか、
チャオは、Wコートでした。
普通猫は、短毛ですが、
チャオは、外側の毛の下に短い毛が生えていました。
先祖は、寒い国から来たのでしょうか?