カメラはフィルムだろうがデジタルだろうがタダの道具である。
道具は使う物、人ぞれぞれの技量で道具の真価は発揮される。
つまり分不相応なスペックは無意味。
フィルムカメラの頃からあったハイスペック競争、ボディーに関して言えばシャッタースピードと連射速度が際立っていた。
2000分の一秒なんてシャッタースピードは使う場が全くない。敢えてカタログに鳥の羽ばたきとかレーシングバイクの写真が載る程度だ。
普通のおじさんには全くもって無用の長物なのだ。
プロが使う機材、特にコマーシャル関係では必須のハッセルは500分の一、まあ基本的に動きの激しい被写体は無いからそれでいい。
500分の一でもプロ野球の撮影は問題が無かった。スポーツ新聞でも500分の一秒で撮影だったよ。
今はデジタルだから1000分の一秒位は切るかも知れないがフィルムでナイターだと難しい。
ちなみにプロボクサーのパンチも500分の一秒でほぼ止まる。250分の一秒は少しぶれたねえ。
子供の運動会は言うに及ばず。
あと連射速度だけどフィルムの頃は36カットしか連続で撮れないから(特殊なチェンバーはあったが)秒間6コマで撮影すると直ぐ入れ替えだよフィルム。
デジカメならメモリーの限り撮れるから凄いけどそんなの使うのかい??
シャッタースピードと連射速度は大した意味を持たないけど男の子はそういう無意味な競争が好きなんだ。
「お前のカメラ1000分の一?勝った!おれ2000分の一」
この程度の事なのよ。
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