昭和40年代位までは差別用語等誰も意識していなかった。
当然映画のセリフも差別用語のオンパレードである。
馬鹿にする、罵る以外にも単なる合いの手で差別用語を頻発していた。
いやいやそれどころかタイトルそのものズバリという映画もある。
松山容子主演
「私にも作れます」のボンカレーのCMでお馴染みの方だ(古いなあ)
”めくらのお一”シリーズは大映作品で勿論座頭市の女性版である。
タイトルがめくらなんだなあ。
あとよく使われたのは”せむし”、児童文学にも”せむしの子馬”ってのがあったけど映画では洋和問わず頻繁に出て来る。
タイトルのみならずセリフでも多用されたのが”キチガイ”だ。
これは日常会話でも普通に使われて老若男女が口にした。
車好きの人をカーキチと呼びそれが役名になる場合もあった。
「このキチガイ野郎!」
「あんたキチガイね!」
これが日常会話…
タイトルでは”キチガイ”という作品もある。
まあ、昔はそんな世の中だったのさあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます