今治加計獣医学部問題を考える会・黒川敦彦共同代表
「建築費の水増しによる、場合によっては補助金を不正に詐取しようとしているのではないか」
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KK @Trapelus 2017.8.24
森友学園と同じじゃないか!
【加計獣医学部】建築費水増し疑惑に新たな証拠
浮上する加計孝太郎理事長逮捕の可能性
このまま審査が通れば、建築費が高く見積もられた疑いのある総事業費の半分に巨額の税金が投入されることになる 加計理事長は雲隠れしてないで、疑惑の真相を...(日刊ゲンダイ)
森友と同じ構図に 加計学園「建設費水増し疑惑」に新証拠
- 2017年8月25日
森友学園と同じ轍を踏むかもしれない――。23日、衆院第1議員会館で民進党の「加計学園疑惑調査チーム」によるヒアリングが行われ、議員と共に「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦氏が参加。愛媛県今治市に建設中の獣医学部キャンパスをめぐり、加計学園の“建築費水増し”疑惑を裏付ける新たな証拠が飛び出した。
黒川氏が疑惑の証拠として提出したのは「政府統計の総合窓口」(e―Stat)の建築着工統計調査データだ。それによると、愛媛県で2017年4月に着工された「鉄骨造」の「学校の校舎」の欄に<建築物7棟、床面積3万281平方メートル、工事費予定額80億813万円>とある。計算すると、坪単価は約88万円だ。
そして、このデータに該当する鉄骨造の校舎は、加計学園獣医学部キャンパスのほかにないのだ。
「22日、今治市の建築指導課で加計学園の情報であることを確認しました。学園側が市に出した建築単価はデータの通りです」(黒川氏)
オカシイのは、加計学園が文科省に提出した資料で、施設工事費は約148億円、延べ床面積は3万2528平方メートルとなっている。この数字に基づくと坪単価が150万円となり、相場の2倍にあたるため“補助金目当ての建築費水増し”疑惑が指摘されているのだ。
改めて正確な建築費と坪単価の計算を学園側に問い合わせると、「建物工事費約126億円、延べ床面積3万3091平方メートル、坪単価126万円」(秘書室)という回答があった。外構工事費や設計監理料など約22億円を差し引いているため、坪単価は150万円を下回っているが、それでも統計データの数字より約40万円高い。
■浮上する加計理事長逮捕の可能性
日刊ゲンダイが入手した52枚の建築図面を見た1級建築士の川本幸立氏がこう指摘する。
「獣医学部棟の内装は、壁や床の材質を見ても、必要最小限度といったところでしょう。コスト的に特別高い仕様になっているわけではありません。高く見積もっても、坪単価100万円が関の山でしょう」
ちなみに、土地の造成や謎のワインセラーの整備費なども含めると、獣医学部キャンパスにかかる総事業費は計192億円。愛媛県と今治市は、半分の96億円を補助する方針を決定している。市は補助金の支出について「6月に(学園側から)詳細な工事費内訳書の提出があり、審査を行っている」という。
このまま審査が通れば、建築費が高く見積もられた疑いのある総事業費の半分に巨額の税金が投入されることになる。
「加計学園が市や文科省に出している建築費の差額はどうなるのでしょうか。建築費を水増しして市や県から補助金を詐取したとなれば、森友学園の補助金不正詐取事件と同じです。加計孝太郎理事長が逮捕される可能性が浮上します」(黒川氏)
加計理事長は雲隠れしていないで、疑惑の真相を話したほうがいい。
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