語源とは

「語源」の語源をたどると、個々の単語の成立・起源。

「語源学」言語学の一部門。語の形と意味の歴史的発展を起源にさかのぼって言語学史的方法によって探求する学問。エチモロジー。

日本語には、なぜそういう意味になるのか、理解不能の言葉が数多く存在する。

しかし、それらの謎は語源をたどればスルリと解けていく。しかも、そこで遭遇するエピソードは、いずれも興味深いものばかりである。

一つ一つの言葉には、それぞれの歴史とともに、その言葉が誕生した納得の理由が存在するものだ、との説明書きがある。

日頃何気なく使っている私たちの日本語だが、調べていくと非常に面白く興味が湧く言語と感じる。

爺さんの浅学になるが、興味を持って読んで頂けると幸いです。

　

唯我独尊

仏教の始祖お釈迦様が摩耶夫人(まやぶにん、母親)の右脇から生まれて、直ぐに七歩歩き右手で天を指し左手で地を指し、『天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)』自分ほどこの世で優れた者はいないと宣言されたと言う伝説として伝わる。

しかし、この世で大した人間でもないのに、自惚れてそう思う人間もいる様でおこがましいと思ってしまう。

実るほど頭を垂れる稲穂かなの諺の様に、本当に偉い人は決して偉ぶらないと思うのだが。

アンタが何様なのって思ってしまうのは、私だけだろうかな。

本当に優れた人は自分から偉ぶらないと思うのだが。

自分で偉ぶらなくとも周りが自然に認めてくれるものなんだが。

人間的におろいか(おそまつな)奴が得てしていばりたがる。

慎みたいものだが。