爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

雪女

2021-05-13 15:00:51 | 日記
東北、北陸の豪雪地帯で、雪の降る夜に出る女の妖怪。

雪の精霊とも言われる。

色白ですらりと痩せ、白い着物を着ているらしい。

色白の美女とされることも多い。

雪女の気に入られると見逃されるとか。

山中等で出くわした人間の命を奪うが、口の堅い人間には口外しないことを約束させ、殺さずに見逃す物語はよく知られている。


岩手県遠野地方では、小正月(旧暦一月十五日)の夜や冬の満月の夜には、雪女が多くの童子を連れて雪の上で遊び、行き遇う人間を凍死させるからと、人間の子どもたちは外で遊ぶことを禁じられたという。

雪女の息吹きが猛吹雪を起こすのも、知られている。

怒らせて荒れ狂う雪女はちと怖いが、美女と言われる落ち着いた雪女にはあってみたいものだ。





座敷童子

2021-05-13 07:29:09 | 日記
座敷童子(ざしきわらし)は家の奥座敷に住み、悪ふざけをしたり、富をもたらしたりする。

その姿はその家の子供にしか見ることが出来ないといわれ、主に東北地方に出るという。

柳田国男の「遠野物語」で全国的に有名になった。

それによれば、村の旧家である山口家には子供の神が住むと言われていた。

ある日村人が橋のほとりで、村では見かけない二人の女の子に出会い、どこにいくのかと尋ねると、別の村の豪農の家に行くと答えたという。

その時から山口家の没落が始まったとか。

現在でも 岩手県遠野地方には、座敷童子が出ると言われている、旅館があるらしい。

ぜひとも座敷童子に会ってみたい。

別に富が欲しい訳ではないが。





らしく生きたら

2021-05-13 05:25:56 | 日記
アマチュア無線のコールサインなんでしょうか。

JA6TCZさんのペンネームは。

30代半ばの頃に、説計の仕事をしていた時の後輩にアマチュア無線していた後輩がいて、昼休みに交信していた後輩の車のナビシートでやり取りを聞いていたものでした。

「こちらはJH6○○○、JH6○○○入感のステーションございましたらコンタクト宜しくオーバー!」。

ちょっとカッコいいなと思いながらも、やり取りを聞いたものです。

失礼ながら、たいした会話をしている訳でもなく、相互に交信カードを送るのが慣わしの様でしたね。

特定の相手との会話をする時には、お互いに決めた周波数に飛んでから、続ける様でしたが。

周波数を追いかければ会話を聞く事も出来たようでしたが、内心では電話代の節約かよとも思ったものでした。

ただ決まりが有って、他人が聴取した内容は口外してはならないとか。

結局ハムの面白さを解らずに、終わってしまった短い経験でしたが。

面白さは個人の感性なので、私が口出しするのは憚れますが。






















なごり雪

2021-05-13 01:59:35 | 日記
その冬の最後に降る雪のことを「雪の 果て」という。

名残の雪のこと。

「忘れ雪」ともいう。

ただし伊勢正三が創りイルカが歌った「なごり雪」は造語。

冬の終わりの涅槃会(旧暦二月十五日)ころに降る雪を「涅槃雪」という。

なごり雪の歌詞中の『君のくちびるが「さようなら」と動くことがこわくて 下を向いてた』に当時26の私の胸が切なくざわついたことを思い出すが。

車窓の彼女を見送っていた切ない気持ちなんだろうが、気持ちをそっちに持っていくのは、どうなんだろうか。

男なんだから振られれらばしようがないやん。

振られたら振られたでしようがない。

そんなんは、なるようにしかならんとやからと言えば、皆さんから叱られるのだろうか。

かりに離れていく彼女の気持ちはどうしようもない。

振られたら次の恋を目指せばいいやん。

もっと素敵な彼女ができるかも知れんとに。

過去に縛られていつまでもぐじぐじしていても、恋愛の女神様は微笑まないと思うのだが。