9月12日午後、浄土宗大本山 増上寺に向かった。K君と合流。
午後3時より増上寺大殿に於いて「法然セミナー2010」開催された。
第1部では作家の青木新門氏と俳優長門裕之氏の講演!
第2部は歌手 クミコさんの熱唱!
同時開催で大殿地下三縁ホールでは「法然上人二十五霊場共生巡拝」が行われていた。
法然上人にゆかりのある寺院25ヶ寺が協力して実現した。
◆「法然セミナー2010」第1部
青木新門さんはベストセラーで映画「おくりびと」の原案となった「納棺夫日記」の作者である。納棺夫としての実体験を通して「死」について語られた。「死」とは頭で考えるのではなく五感で感じる事が大切だと述べている。即ち「死」に対し直接向き合う、感じ取ることがバトンのリレーとなり「生」につながるのだと!
長門裕之さんは昨年お亡くなりになった妻である女優 南田洋子さんの認知症の介護を通して感じ取った思いを切々と語られていた。
第2部 クミコ
クミコさんは銀座「銀巴里」のオーディションに合格。その後歌手として活躍中。作詞家の松本隆氏は「あなたの歌声には言霊がある」とクミコさんを賞賛されたそうですが、実際にお聞きすると単なる歌唱力だけでなく、心に染み入る歌声の魔力に身震いするほどでした!恨みの連鎖ではなく、愛の連鎖に変わるように願い、思いを込めて歌われていた。
◆法然上人二十五霊場共生巡拝
法然上人八百回忌を記念して法然上人二十五霊場と縁故寺院が宗派を超えて増上寺に集結。会場内では二十五霊場のご本尊や法然上人のご尊像の写真が第1番札所より順番に掲げられそれぞれにご当地から持ち寄られたお砂を踏むという、いわゆる「お砂踏み」をしながら巡拝する。早速私も巡拝させて頂いた。すると大学の同級生に卒業以来の再会。お互いの近況を話すと彼は今、第三番札所である高砂・十輪寺の住職になっていた。今度は現地高砂の十輪寺にお参りする約束をして別れる。
すべて終了したのが午後7時。浜松町でK君と食事、窓越しの夜景です!
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