5月30日、福島県相馬市に向かった。当日は大雨強風警報が発令されたが、決行した。
実家のある桑折町から相馬までは約40キロ。1時間弱で行ける場所。
福島教区浄土宗青年会会長でもある桑折町・観音寺副住職の車に同乗し午前9時、桑折町の隣町国見町・大千寺を出発。
福島県の太平洋側は浜通り地方と言い、今回の震災では地震・津波による被害も甚大だが、原発被害はさらに深刻である。
相馬に向かう道は、交通量も少なく、目に付くのは、自衛隊の災害派遣車両、警察車両、物
資運搬車両、相馬方面からのがれきを積んだと思われるトラック等。
相馬に近づくにつれ、風雨が強さを増し、至る所で道路から水があふれ、視界も悪くなってき
た。4輪駆動にして正解だった。
相馬市に入ると沿道に相馬市民有志によって作られた感謝の言葉が書かれた大きな幕が・・
先ずは相馬市の松川浦へ。松川浦は子供の頃、潮干狩りや海水浴に行った思い出の場所である。現地に到着すると津波によって景色は一変・・・ ご覧のとおりである。
新聞、テレビ報道等で見てはいたが、あまりの変わりように絶句!
漁港のある海岸まで車を進めたが、道路のがれきを取り除いたぐらいで、その他は手付かずの状態。悪天候もあってか人影もない・・・ さらに福島では400名以上の方が行方不明である。改めて未曾有の大災害を実感。
唖然としなが国道6号線を南下。次は南相馬市へ向かった。
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