ねずみに支配された島 | |
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文藝春秋 |
連勤10日目。 今日は5コマだった。 ホームページや掲示、ミーティングもあり、なかなか忙しい1日になった。 睡眠不足に加え、天気も悪く、なかなか疲れがたまってきているが、気分はいい。 なかなか書くことが見つからないが、今日1日で思い出すのは高2の英語の授業2時間。 センター対策の長文の解説で、ニュージーランドの夜行性の飛べないオウム「カカポ」のお話だった。 ヨーロッパからやってきた人々とそのペットのせいで、絶滅の危機に瀕している。 生徒もよく発言してくれ、楽しい時間だった。
話が変わるが、数年前から無人になっている隣の家が今まさに崩されようとしている。 新しい家が建つようだ。 小学6年生の頃、隣には小学2年生のお友達が住んでいた。 その庭で、ビー玉を使って「天国と地獄」をしたり、家に上がって、一緒にファミコンをしたものだ。 ジョンという名の紀州犬もいて、一緒に散歩に行ったのを思い出す。 その年下のお友達は近くに住んでいるものの30年以上交流がない。 理由はないが、そんなものなのかもしれない。 いろんな人達といつの間にか疎遠になってしまう。 自分を含め、今を生きることに精一杯なのだと思う。 いつの日か、関わってきたいろんな人達と昔話に花を咲かせたいものだ。 もう二階のベランダから隣の青い屋根を見ることはない。 いずれ形あるものはなくなってしまう。 毎日、周りにある全てのものをしっかり目に焼きつけておこう。 父親にもう二度と相談することもできないし、勇姿を見せ褒めてもらえることもない。 物だけでなく、人との別れも突然やってくる。 「カカポ」から話が膨らんでしまったが、悔いの残らぬよう、毎日を過ごしたいものだ。 明日は平成最後の冬の日。 どんな1日が待っているだろう。