古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

おくの細道 第3部(3)

2010-07-12 22:28:18 | 
夫から電話があり、近くの駅まで迎えを頼むと言う。
私も無事に近くまで帰ったことでほっとした気持ちがあり、
「折角、ずっと歩いたんだから後10分ほどのところもついでに歩いたら」とからかったら
「こんな格好で歩いたらみんなに注目されるからとにかく頼むわ」と言うので駅まで迎えに行く。

だいぶ、日焼けしていたが元気な様子。
今回の旅は、妙に女性運に恵まれた、などと宣う。

後日、夫の知り合いに会ったら「死ぬような目に遇われたそうですね」と言われるので
「そんなこと、私は聞いていませんけど。私に言うと、もう出させてもらえないと思って言わないかも知れないね」

叔母のところに行ったら「疲れが出んかね」と聞かれ、
「遊んでいて疲れたなんて、家内の前で口が裂けても言われんですわ」

島根県は全国的に認知度が低く、鳥取県の左です などと言っている。
しかし、私たちにしても東北方面は良くわからず、今回の山形県も
日本海に面していることを初めてきちんと確認した。
山形の言葉も聞き取れないことが多かったが、親切な方が多かったとのこと。

最上川の舟下りで降りるとき、船頭さんが「気をつけてのう」といわれ、「のう」と言うのを良く聞いたそうだ。
こちらではさしずめ「気をつけてね」か。でもこの「ね」は外の方には「にゃー」と聞こえるそうだ。

次回の予定は今年の秋。長岡から岐阜県の大垣まで これで奥の細道2400Kは完結予定。
私もそれまで少しづつ身体を鍛えて、少しの区間でもいっしょに歩く気持ちになりたいと思う。