古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

蕎麦の実落とし

2010-11-09 16:21:39 | Weblog
11月6日(土)午後、晴れ渡る秋空の中、蕎麦の実落としがありました。
これは小学校の6年生が8月初めに種を蒔き、10月23日に刈り取りと、はで干しがしてあったものを、この日実落とし作業をしたものです。
交流センターの子供たちの体験学習の一環として、地元の長寿会の皆さんの指導と協力によりここまでこぎつけました。

9月末頃の蕎麦の花


唐箕(とうみ)で実と屑を選り分ける(幸助という焼印がありました)


採れた蕎麦の実


蕎麦の実は20キロありました。
これを製粉所で粉に挽いて貰い、来年1月に経験者に指導してもらいながら、子供たちも蕎麦うちをしていっしょにいただきます。
10年位続いている、交流センターの行事の一つです。
昨年は9杯も食べた子がいたそうです。

私も子供のころ、唐箕で祖母といっしょに豆を選り分けた記憶がよみがえり
すべて木製のこんな機械がまだあったのかと、とても懐かしい気がしました。